無料のものを「商品」にして商売をするためのマーケティング

先週末は椎葉村まで行って参りました。
地域づくりネットワーク協議会フォレストピアブロック会です。

日南市から約4時間掛けてやっとこさ、
集合場所である椎葉村役場に到着しました。

もう行くだけで大変でしたが、
道中の社内では県庁の担当職員や事務局長と様々な話ができて、
非常に勉強になりましたし、有意義な時間となりました。

今週末は日向ブロック会が開催されるとか、されないとか。
またもや地域活動に走りたいと思います。

宮崎アウトドアクルーズ ダイジェストムービー(3分16秒)

無料のものを「商品」に

椎葉村で開催されたブロック会では
フットパスのコース整備がテーマでした。

※フットパスは以前ご説明しましたよね?

 イギリス発祥の小径の散歩です。
たんぼのあぜ道や獣道などを歩いて地域の景観や
史跡、物語などを楽しみながら交流するというもので
地域づくりの業界ではコストがかからない、
新しいコンテンツになると注目を浴びています。

4人の地域ガイドの方と河原や山の中、地域の方の軒下と
約4時間を歩いて、これからのコースづくりと
ネタ探しをしてまいりました。

これからが非常に楽しみです。^^

その中で私が注目したのは「水のビジネス」です。

椎葉村は水がとても豊かで、川魚もたくさん。

藤岡弘、さんがテレビのロケでヤマメを釣った場所も
教えてもらいました。

そんなわけで民宿がたくさんあります。
釣り人が福岡や熊本から来るんだそうです。

山奥に水が湧き出てくるところがあるのですが、
それを濾過して商品にしている方がいらっしゃいました。
しかも職業は「住職さん」なんです。^^

その方のお父さんが山水に惚れ込んでおり、
亡くなる前に「あの水をなんとかしなくては!」と
息子である住職さんに託したそうなんですよ。

濾過器や水を入れる容器、その設備、工場社屋等、
3000万円近い投資をされて、
水の販売を4年前に開始されたそうです。

面白いのは「原価が無料」ということですね。

あの「葉っぱビジネス」を思い出しました。

まだまだ返済額が大きくて採算はとれていないそうですが、
これから絶対に面白いことになりますよ。

地域の資源を活かすことでこんなビジネスもできるのかと、
交流会で根掘り葉掘りと聞かせていただきました。

ほかの地域でも水が豊富なところがたくさんあるので、
ノウハウを活用できればいいなと思いながら。

───本日はここまで。

昨日、一昨日と15キロ以上は歩いてきました。
一部は「山を登って」います。

かなり疲れています。
方言を使うなら「ひんだれて」ます。
筋肉痛です。

でも今日も飲み会です。(汗)

今週も張り切って参りましょう!!!

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