経営や販促、生きるヒントや地域づくりなど
様々なジャンルを独自の切り口で

業務を推進する中で得た学びや世の中の出来事、時には映画やテレビ番組、漫画等から感じる時代の流れを島中星輝というフィルターを通してブログ形式でお届けします。
弊社の業務に対する情熱やクライアントへの熱い思いも垣間見ることができます。多分。

草刈り作業だけが地域貢献じゃない。新たな時代の新たな地域づくり。

先週はシルバーウィークで休刊したので
二週間ぶりのご無沙汰になりますね。

ヨロシクです。

さて、突然ではございますが人材を募集します!
来月から新事業が動き出しそうなので思い切って。

 

吹けば飛ぶような零細企業ですが、いやだからこそ
自分も会社も少しずつ成長して、人生を豊かにし、
地域経済に貢献したいですね。

それが経営者の務めであるし、私自身が地域で仲間と
共に生きている意味だと思うのです。

地域に貢献する心

先日参加した石川県の地域づくり大会の研修時に
主催者の1人であるIT系の経営者がいたんですが、
その方が地域づくりとの関わりについて非常に興味
深い話をされたのです。

研修ではITを使って地域課題を解決しようという
「シビックテック」という考え方を基にした
ワークショップを体験しました。

考え方や手法も凄かったけれど、活動についての
取り組み方も非常に魅力的でした。

自分の得意分野で地域との関わりを持ち、たとえ
それが無報酬であったとしても貢献していくのは、
出来るようで出来ない素晴らしい行動だなと。

その研修の中で彼が言ってたことが印象的でした。

プログラマーであり経営者でもある彼は、地元金沢
のために何かしたい。もっと故郷に貢献したいと
いう強い想いを持っているのですが…

「だからって草刈りとかはしたくない」

あぁ、正直な人だなと思いました。草刈りはしない
けれども、ITを活用して地域課題の解決はやる。
迷いがない分、やるべきことが明確です。

私も草刈りは好きじゃありません。やりたくない。
でもそれでは何も変わらないし、成長もできない。
じゃあ何をやればいいんだという指針もない。

その「道」を見つけたことが彼の凄さであり、また
尊敬すべきところだなと感じました。

同様に都城高専の吉井千周さんも草刈りをしません。

しかしながら彼は彼の人生において習得したスキル、
様々な才能を惜しげもなく提供し、気の合う仲間と
まなび長屋という講座を開催していくことで地域に
大きく貢献しています。

軸を持った地域活動を楽しみながらやっているのは
羨ましくもあり、嫉妬してしまう部分です。

私にはまだまだそれが足りない。嫌だと思いながら
時には周囲に大声で愚痴りながらも草刈りしている。
しかも時に恩着せがましく、時に被害者を装って。

本気で人生を生きていないくせに、地域の方々に
忙しいふりをして堕落した毎日を過ごしています。

 

島中星輝
島中星輝

あぁ…
正直に書きすぎて凹んでしまうレベルだ

 

自分の得意分野は何で、それをどう活用して地域に
貢献していくのか。

その答えの1つがBRINGという会社なのです。

会社が事業を続けていくというのは雇用や経済循環、
納税というわかりやすい地域貢献です。もちろん
誰のためにもならない事業は継続しませんから
事業が増えれば触れるほど地域は豊かになります。

1つの事業より、100の事業があった方が地域振興
には大きな影響を与えることができるわけですよ。

そんな訳で「求人募集」です。

最初は草刈りかもしれません。まだ道もありません。
共に試行錯誤してくれる仲間を募りたいです。

 

───本日はここまで。

 

本業が何かも、商品が何かもわからない会社なんで
会社案内もホームページも制作できておりません。

でもね、私自身はすごくシンプルに考えてます。

セミナー講師やデザイン、コンサル業がありますが
基本的にはこんな私に頼ってきてくれた人に対して
誠意を持って接し、行動すること。これだけです。

その手法が毎回違うだけなんです。

ある時はセミナー講師だし、セミナー企画開発だし、
デザインやイラストを描くことだったりするし。

だから好きな人しかお客様にできません。

だってその人もしくは会社をサポート、プロデュース
したりするのってかなりのエネルギーが必要です。

この人のためなら、面倒臭いけどちょっとやるか…
常にこのスタンスでやってきたので、私の中に愛が
なくなったら対応できないんですよ。

会社としてその正直さはどうなんだって話ですが
まぁ、仕方ないですよね。ホントのことですから。

ただそれでも会社を継続するために変化しなきゃ
いけない部分もたっぷりとありますので、試行錯誤
しながら、七転八倒しながら、前向きに行きます。

それでは今週もはりきって参りましょう!

チケット販売の極意!地域に根差す信頼関係と販売促進の関係について

おかげさまで今回は記念すべき100号です。

島中星輝
島中星輝

皆さんのおかげです。
ありがとうございます!!!

熱心な読者からメッセージをいただきました。

100回も執筆を継続できたのは明らかに応援して
くれる方、読んでくれる方がいたからこそ。
お付き合いいただいた皆様に深く感謝いたします。

しかしその一方で継続してきた私にはそんなに感慨
がありません。あまり誇らしい気持ちも湧きません。

どういう思考かというと、今回の100号配信も継続
したから到達するという単なる事実しかないのです。

これは自分では不思議な感覚です。

「うおおっ! 100号だ!やったー!」ではなく、
「まぁ、そら100号になるわな」という感じです。

 

島中星輝
島中星輝

まるでメジャー記録を作ったイチローみたいです。

自己評価めっちゃ高いやん

 

イチローと私を比較するのもおかしな話ですが、
いつも不愛想なイチローのインタビュー時の心境
というか、感情が理解できたのです。

インタビューの様子を見ていつも思ってました。
「もっと素直に喜べばいいのに」って。

あ、そうか。いま気づきました。

その時の私は「自分のため」にイチローに喜んで
欲しかったんじゃないかな?意味わかります?

「祝福しているんだから、お返しに喜んでよ」

こういう思考だったということですね。
これは相手のためではなく自分のためにってこと。

もちろん、周囲の皆さんの祝福は有難いですし、
(ここ重要)逆に誰かが同じような状況だったら
私も素直にお祝いをしていたと思います。

それは祝福したかったからこっちが勝手に行動した
という部分もあります。それに対して、相手からの
返事(見返り)を期待するのは違いますよね。

 

島中星輝
島中星輝

あら?なんだか変な流れになってきました。
でもここがライブ感ですね。
ラストを決めず、気の赴くままに書いてます。

 

今回は皆さんへの感謝の気持ちを書こうと思ってた
のですが、その経緯の中で「外と内の事実の捉え方」
がこんな感じで相違があるってことに気づきました。

いやぁ、ためになるね。

誰の?

すみません。変な流れですが先ほども書いた通り、
こうして読んでくれる人がいなければ、あなたの
存在がなければ、100回も執筆できませんでした。
今週も読んでいただきありがとうございます。

地域にあるもの

先週は日南市南郷町の地域団体「もえる商忘団」の
チケット販売について書かせていただきました。

彼らが主催する地域の音楽祭での恒例の課題です。
高齢化率の高い南郷町で、どうやって400枚もの
音楽チケットを販売していったのか?

商品:枕崎のオヤジバンドのチケット
料金:シングル席 2,000円
商圏:南郷町
期間:約2ヶ月
数量:400枚

あなたが優秀な営業マンだったら、どうします?
テレビCM? チラシ? ステマ?

もえる商忘団は「ローラー作戦」を選択しました。
毎晩、仕事終わりに集まって近隣の家を訪問です。

 

こんばんは、吉井さん。来週末って時間がある?
面白い方々が南郷に来るんだけど一緒にどう?

 

非常に衝撃的ですが、シンプルです。
これを400回続けるだけ。それで完売です。

 

島中星輝
島中星輝

地道にも程がある!!

広告制作に携わり「どうやって集客するか?」に
ついて合理性を求めていた私にとって、それは
あまりにもシンプルで力強い手法でした。

地域創生って世間は騒いでいますが、難しい話は
よくわかりません。そんなものよりも私にはこの
事実がガツンとくるわけです。

なぜならその時、私はチケットをたった2枚しか
販売できてませんでしたから。恥ずかしいです。

偉そうにチラシセミナーを開催して、誇らしげに
チラシを制作していたとしても、結果が2枚です。
説得力ありませんよ。妻と親友のたった2枚。

どんなにいい格好していても、影響を及ぼせるのは
とどのつまり、たった2人だけだったのです。
自分の無力さを痛感せずにはいられませんでした。

地域に住む人々が地域を盛り上げていく、そのため
に必要なことは、とってもシンプルなんです。

・地域コミュニティ
・日頃の信頼関係
・時に営業力

彼らはこの行為をもう20年以上も続けています。

その事実に私の存在は、なす術もなく木っ端微塵に
なりました。チラシって何?広告って何?今まで
誰と交流を育んできたの?信頼関係ないじゃん!

地域の方々が育んできたコミュニティには、私が
過去に投げ捨ててきたものがありました。そして
私が磨いてきた能力が本当にちっぽけなものだと
気付かされたました。

決して自分を卑下しているのではありません。

そういうものが「ここ」にあったということに
どこかしら納得もしたし、感謝もしました。

そして、またここから始まるっていうだけです。

何が始まるのでしょうね。模索していきます。
試行錯誤して生きていきます。

 

───本日はここまで。

違う話を書きたかったのですがヒートアップして
次回に持ち越しになりそうです。

文章を書くというのは自分との対話です。
薄っぺらな私にここで何が記せるのかを知るべく、
100回も対話し続けてきています。

でも、あんまり成長しないものですね。(笑)
人格も、文章能力も、問題意識も、メッセージも。

大きくなるのはお腹だけ。
引き続きダイエットも頑張っていきます。

 

島中星輝
島中星輝

もう100回以上ダイエットしているだけどなぁ…

それでは今週もはりきって参りましょう!

地域で主催するイベント企画の成功ノウハウとマーケティング

先週は石川県にて開催された全国地域づくり団体
研修交流会に事務局と児湯ブロックの方々と共に
参加してきました。がっつり楽しんできました。

地域づくりとの関わりは先週のブログで
お伝えした「もえる商忘団」、そして団長である
竹本政憲さんとの出会いからです。

その竹本さんとの出会いは日南市南郷町で開催した
私のチラシセミナーがきっかけです。当時、彼は
南郷町商工会の副会長でしたので。

 

島中星輝
島中星輝

そこから人生の歯車が狂いだした(?)のです。

地域イベントのマーケティングとは?

 

当時は仕事も暇だったので南郷商工会からの依頼が
有難く張り切ってセミナーをしたものです。その
せいで、かなりスベってしまいましたけどね。

その依頼者だった竹本さんから

 

実は今晩、枕崎からオヤジバンドを呼んで
音楽祭をやるんですけど、ちょっと来ませんか?

という電話をいただいたのです。

その時の私の心境はというと…正直に言いますが、
「面倒臭いなぁ~」というものでした。

 

ひどいな…

 

何せ当時は仕事もなく、人との交流もなく、生粋の
ひきこもりでしたからね。億劫だったんです。

南郷町のイベントで、ゲストも知らないバンドだし、
どうせ行っても観客いないだろうし、その中で
主催者の竹本さんに気を使いながら音楽聴くって、
何のメリットがあるんだろうって思ったんです。

 

島中星輝
島中星輝

いやぁ、子守りしなきゃいけないので、
ほんの少ししか顔を出せないけど…
いいですか?

 

一応セミナーを企画してくれたお客さんだったので
断らないまでもスグに帰る「言い訳」を準備して
南郷ハートフルセンターに行ったんです。

ところが中に入ると…超満員。パイプ椅子も通路に
設置してありました。そして更に驚いたのは観客が
地域のおじいちゃん、おばあちゃんだったことです。

五木ひろしが来るなら、SMAPが来るなら、私にも
理解できるのですが、誰も知らない枕崎で活動する
オヤジバンドですよ?

その光景に衝撃が走りました。

これね。商売と一緒です。

いわゆる営業活動です。

商品:枕崎で活躍する無名オヤジバンドのチケット
料金:シングル席 2,000円程度(だったような)
商圏:南郷町(ハートフルセンターに来れる範囲)
期間:約2ヶ月(販売から音楽祭当日まで)
数量:400枚(会場の座席数)

あなたが営業マンだったら、どのような行動で
チケットを売りますか?考えてみてください。

・テレビCM?
・ラジオ広告?
・回覧板?
・口コミ?

もえる商忘団が恐ろしいのは20年以上に渡る地域に
根ざした活動でチケットを販売しているって事です。

そして、そのほとんどが「完売」に近い状況。
さぁ、その驚くべき販売手法とは…

 

───本日はここまで。

石川県で開催された全国地域づくり大会ですが
研修は良かったのですが(ブログで共有します)、
交流会が個人的に残念でした…

新幹線開通で盛り上がる金沢駅近くの居酒屋で
飲み放題というプランだったのですが、なぜか
メニューに書いてある「生ビール」が置いてない、
石川県ならではの特産品がない、日本酒だって
一種類しかなく、しかも東京原産…(汗)

駅周辺の開発が遅れていて30名近くの座席数を
確保できる居酒屋がチェーン店しかないというのが
主催者から聞いた愚痴でございました。

食と地域づくりは、やはり密接に絡んでるんですね。
宮崎大会が開催されたら、どんな感じかな?

それでは今週もはりきって参りましょう!

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