頭で理解するな!とっさの判断と行動に「理念」を落とし込め!
最近、ビジネス書籍の音声データを
車内でよく聞いています。
宮崎県は車社会。
都会人からすればたった数百メートルの目的地にも
車に乗って移動します。
必然的に移動時間が多くなるので
その時に吸収できるものは吸収して
おこうという気持ちからです。
「嫌われる勇気」
「愛される勇気」
アドラー心理学について書かれた
この2冊はとくに学びがあります。
ベストセラーになったし、ドラマ化もされたので
知ってる人も多いと思います。
私も読んでで(聞いてて)胸が
痛くなる時も多々あるのですが、
繰り返し学び身につけたいですね。
人の悩みは全て人との関わり
本からの学びを深くするために
こちらでシェアしますね。
まず、軸としてあるのが課題に
ついてのルールです。
その課題は誰が背負うものか?
アドラー心理学ではそれを
「課題の分離」と名付けてます。
我が家のいつもの風景で例えると
宿題をさせたい嫁と宿題をしたくない子どもとの関係です。(笑)
宿題をするという課題は誰のものなのか?って話です。
もちろんそれは子どもです。
アドラーではその子どもの課題に
立ち入ってはいけないと説きます。
親が無責任になること、
育児を放棄することを推奨している訳ではありません。
親は絶えず支援する準備を行い、
子どもを見守ること。
喉を乾かした馬を水辺に連れて
行くことはできますが、
実際に馬に水を飲ますことはできない。
褒めてはダメ。
怒ってもダメ。
これが基本理念です。
褒めて子どもに宿題をさせたとします。
するとどうなるか?
褒められたいから宿題をするようになる。
つまり、褒められなければ
宿題はしないってことに繋がっていくとのこと。
これがエスカレートすると
誰かから褒められるためだけに行動してしまい
目的と手段が入れ替わってしまいます。
逆に怒って子どもに宿題をさせようとする。
一時的には宿題をするでしょう。
でもその動機は怒られるのが嫌だから。
それが続けばどうなるでしょう。
誰かが常に監視し続けなければ
結局のところ、
自発的に宿題をすることはないのです。
褒めると怒るで手段は違いますが
同じような結果になってしまうというのが結論です。
頭ではわかっているのだけれど、
とっさの判断とか行動に理念を
落とし込むって難しいですね。
何度も、何度も。
そうやっていきましょうかね。
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今週の名言
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☆人生とは自転車のようなものだ。
倒れないようにするには走らなければならない。
(物理学者:アインシュタイン)
気がつけば45歳。
島中星輝
先日も友人とこれからの人生をどう行きていくか。
何を成していくかと話し合っていました。
島中星輝
疲れたと言っている暇はないのです。
少しずつガタがきているこの身体を慈しみ、
人生が有限であることを再認識し、愛のために生きる。
行動の指針となるものは何か。
自分は何を基準に歩を進めるのか。
やらなきゃいけないことも多く、
でもできないことも決断しつつ
今この瞬間を生きていかなきゃね。
…ということで充実した気分で
楽しい一週間をお過ごしください。
寝る間を惜しみ、情熱を、信念を、覚悟を持って、倒れる程のめり込め!
毎年のことですが夏になると
挑戦していることがあります。
島中星輝
あまりの暑さで食欲も落ちて、
体重が少しずつ減っていくといいな。
という甘い幻想は毎年あっけなく
打ち壊されてしまいます。
そんな都合よく出来る訳ないですね。
逆に食欲旺盛になってモリモリと食べちゃうもんで
体重は増えてしまうんですよ。(汗)
前夜飲みすぎて朝起きても胃が重い感じがして、
ごはん食べられないやぁと思いつつ、
出されたら食べてしまうんですよね。
お腹も減らないままにランチして
なぜかおやつも食べて、
炭酸飲料ゴクゴク飲んで…そら痩せないわ。
学生時代はアルバイト代が入ると
そのお金でご飯を食べるか、
漫画を買うかで、
迷うことなく漫画を選択していました。
空腹の辛さより知的好奇心や娯楽に
重きを置いてたんです、当時の私は。
今は違います。
空腹になる前に詰め込んでます。
島中星輝
退路を絶って前に進もう
先日、三重県知事や全国最年少市長である四條畷市長(26歳)、
美濃加茂市長(33歳)など、
若くて勢いのある政治家の視察研修をアテンドしました。
日南市の油津商店街や飫肥など
様々な取り組みを視察に来られたのです。
油津商店街で90万円の男として全国的に有名になった木藤亮太氏、
マーケティング専門官の田鹿倫基氏、
油津応援団の社長であり、
よろず支援拠点コーディネーターでもある黒田泰裕氏の
事例発表&トークセッションが行われました。
2月に開催した地域づくりイベント
でも同様の企画をやっていたし、
身近な存在なので内情を知っているつもりでいたんですが、
やっぱり改めて聞いても
島中星輝
というのが素直な感想です。
1つのコトを成し遂げた人って格好いいですよね。
仕事の能力や才能という部分もそうなのですが、
私が最もグッと来るのが事業の成功に掛ける想い、
覚悟といった部分です。
「どうせ無理」という心無い批評、
自分や誰かへの愚痴も飲み込んで
物事を前向きに捉えて事業推進に取り組んだからこそ、
ここまでの成果が現れたのだと思います。
退路を断つ
覚悟を持つ
愚直に続ける
全く自分に足りない点です。
ここが私の学ぶべきところです。
時間がない、スタッフが足りない、予算が少ない、周囲が非協力的。
様々な理由をこじつけて1つの事業の推進を怠っていました。
足りないのは時間でもなく、
人員でもなく、
予算でもなく、
私の「覚悟」でした。
スラムダンクの魚住の台詞が
聞こえてきたような気がしました。
日南市長のように
木藤さんのように
田鹿さんのように
黒田さんのように
周囲の尊敬すべき仲間のように
言い訳を考えて、愚痴を言う暇があるのなら、
寝る間も惜しんで、
情熱を、
信念を、
覚悟を持って、
ぶっ倒れてしまうくらいに事業にのめり込んでみろよ。
45歳になっても自分の未熟さに呆れてしまいます。
目の前にやるべきことがあるのですから、
コツコツ、ゴリゴリとやるしかありません。
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今週の名言
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☆試練は何のために与えられると思う?
もっと強く大きくなるためだろう?
(漫画:バガボンド)
井上雄彦さんの名作からの引用。
しかしこの漫画まだ続いているんですね。
長いなぁ。
数年前のインタビュー記事で今年か来年に
終わらせるみたいなことを言ってたと思うんですが。
最近気づいたのですが「目の前にある試練」に
気づいていない人が多いですよね。
乗り越える能力を持っていても
気づいていないから何もしない。
それが「試練」とわかっていたら
前向きに取り組めるんですが
試練と思っていないから面倒に思えてスルーしてしまいます。
自分のことでいうなら…
机の上の整理整頓、
庭の草刈り、
ゴミだらけの部屋の掃除、
洗濯…
仕事ならミッションとして捉えやすいのですが
家庭環境やプライベートのことは
なかなか認識しにくい傾向がありますね。
まずは目の前に試練に気づくこと。
そこから始めてみるのもいいかもしれませんよね。
…ということで試練まみれの
楽しい一週間をお過ごしください。
事業は三人称で考える。未来に向けて我慢すべき時期がやってくる!
200号を超えたためか周囲の人から
ブログについて話をされることが
増えてきているような気がします。
ええっ!!!???
あなたが読んでくれてたの???
…っていうことが多々あります。
嬉しさよりも、恥ずかしさや
驚きや、なんか変なこと書いてや
しないかと焦ったりします。
周囲の目が気になってしまうと
変なこと、書けないっすねー。汗
でもね、facebookを表向きの
記事だとすれば、
このブログは本音を書く場所ですね。
誰が読んでても正々堂々と意見を
言えるようにならんといかんですね。
事業は三人称以上で考えよう
油津商店街は毎日のように視察や
研修、取材があり、賑やかです。
全国区の事例になっていますね。
facebook等のタイムラインや
新聞記事でも注目されています。
しかしながら…
商店街のすべての店舗が順調で売上ばっちり!
というわけにはいかず、苦戦している店舗も。
まぁ、うちのシュークリーム屋も
そんな店舗のひとつです。笑
事業単体で考えるのであれば、
やめた方がいい場合もあります。
他の店舗も「雨の日は休む」と
心に決めていたりします…
おいおいマジか?
とは思うものの、どうしても費用対効果で考えると
そうなっちゃいますよね。
だってお店を開けているだけで人件費、
水道光熱費は発生してしまいますから、
それ以上の売り上げがないと確実に赤字、
開けない方が良いんです。
ただそれは弊社だけの視点でのひとつの解答です。
地域課題をビジネスで解決する
場合にはもっと大きな視点が必要になってきます。
・自店の視点
・顧客の視点
・取引先の視点
・地域の視点
・行政の視点
さまざまな事業と施策があり、
いろんな分野の方々が交流している日南市の油津商店街では
多くの視点で物事を見ていく必要があります。
それは単に赤字でもお店を
開けろよっていうわけではなく
お店も、お客さんも、地域も損することなく
メリットを感じ取れる方法がないかを
模索することだと思うのです。
開けると赤字になるから閉める。
それはそれでひとつの経営判断
なのかもしれませんが、
隣の店も商店街のお店も同じように考えて
同じように店を閉めてしまったら
また数年前と同じ状況になってしまいます。
その部分をどうクリアしていくかが
今後の商店街としての課題解決の在り方だと思うのです。
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今週の名言
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☆うしろを振り向く必要はない。
あなたの前にはいくらでも
道があるのだから。
(小説家・思想家 魯迅)
過去の栄光にすがって生きるのは気持ちいい。
楽しい。気が安らぐ。
だって過去といえど「栄光」ですから、
そこには否定することがひとつもないのですよ。
絶対的な「正義」ですからね。
だから執着してしまいます。
いつまでも大切にしたい勲章。
私が相談対応する時にしれっと
確認しているのはこの部分です。
その言葉は、思考は、目標は、
前向きなのか、後ろ向きなのか。
どこに着目しているかで未来の
見え方が変わるものです。
本人は渦中にいてなかなか気付かないから
外の人が客観的に見て対応していくしかないんですね。
それではこの辺で。
楽しい一週間をお過ごしください。
学びは自分で選択できる!機会をどう捉えるか、そこすら学びです。
夏休みに突入しています。
もう20年以上経験していませんが。
学習塾を経営する友人から聞くと
夏休みの頑張りが受験にはかなり
影響を及ぼすとのことです。
やればグンと実力が伸びるって事。
島中星輝
私には夏休みはありませんが
大きく成長する機会は常に自分が
それとどう向き合うか次第。
目標を期限つきで設定する。
まずは、ここからですね。
せっかくなので挑戦してみますか。
学びは自分で選択できる
地域の若手育成講座「振徳塾」が
切り口を変えて始まります。
昨年度までの10年間は串間市と
日南市および2市の観光協会、
商工会、商工会議所が組織する
県南観光推進ネットワークが
取り組む人材行く事業の1つという位置づけだったんです。
それも10年が経過してひとつの役割を終えたってことで終了、
つまり閉校となったのです。
述べ224名が学んだ研修講座、
このまま終わらせるのは非常にもったいないことです。
私にとっては人生を通じて、
非常にインパクトのある活動だったと思っています。
県南地区の友人がぐっと増えましたし、仲間もできました。
その仲間と会社を設立して市の事業まで受託しています。
日南市長と知り合ったのも振徳塾がきっかけですしね。
しかしながら、人材育成の成果というのは、
なかなか数値化できません。
ここが厳しいところですね。
私がもらったインパクトを数値化できたらよいのですが。
まぁ、そんな敬意もありつつ
それでも人材育成は必要だということで
日南市単体の予算がついての再スタートです。
少しずつ時代に合わせて内容を変えたり、
敢えて変えない部分を残したりしながら
今年も運営していきたいと思います。
興味がある方、ぜひご参加を。
機会をどう捉えるか、そこすら学びです。
何を持って振徳塾に参加するか。
島中星輝
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今週の名言
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☆結局、真の知識を得ようと望むものは誰でも
艱難(かんなん)の 山を一人で登らなければならず
頂上への王道がない以上、私は曲がりくねりながら登らねばならぬことに気づいたのです。
(米教育家:ヘレン・ケラー)
性格的にどうやったら楽して
それを手に入れられるか?
そんなことを考えてしまいます。
合理的といえば格好いいかもしれませんが、
要は泥にまみれたくないだけ。
苦労は損だと思っているだけ。
苦労することに意味があるわけではなく、
苦労することで感謝が芽生えたり、
他者に敬意を払う気持ちが湧いてくるものだと
私は思うのです。
曲がりくねった道をどう歩むか。
何が正解っていうわけではなく
どういう選択をするのか、
決断をするのかという視点を大切にしていきたいものです。
それではこの辺で。
楽しい一週間をお過ごしください。