自信が先か、覚悟が先か。人が何かを成し遂げるのに必要なもの。
今日はクリスマスイブ。
あなたがこのメルマガを読んでいる、まさにこの瞬間、
私は串間市の某保育園にサンタさんをお連れしています。
まるでトナカイのようにね。^^
先週、保育園の先生からケータイに連絡をいただきました。
ウチは子どもが4人もいるので、保育園との付き合いも長く、
「父母の会」の会長も何回も務めており、
保育園の先生方ともいろいろな交流があるのです。
あ、島中さん。
ちょっとお聞きしたいことがあるのですが
島中星輝
島中星輝
保育園でクリスマスパーティーをやるのですが、
そこで子どもたちにプレゼントを渡してくれるサンタさん…
知り合いにいませんか?
島中星輝
…という流れで、サンタさんに連絡を入れたというワケです。
さて、子ども達にプレゼントを渡して、
子ども達から「笑顔のプレゼント」を受け取って来ます。
自信が先か、覚悟が先か
三連休はいかがでしたか?
私は保育園の発表会のビデオ編集したり(これも毎年の依頼)、
年賀状を書いたり、追いついていない仕事をしたり、
録画していたテレビ番組を観たりと忙しい休日を過ごしました。
結局は三連休はずっと事務所にいましたね。^^
メルマガを書く度に先週の学びが何だったのか?を振り返り、
そのキーワードを文章として組み立ててお届けしているのですが、
先週の学びのきっかけはテレビドラマのあるシーンからでした。
そのドラマは松田翔太主演の「海の上の診療所」です。
月9ならぬ、土4です。
島中星輝
ドラマで、子どもを身ごもった
榮倉奈々ちゃんの台詞がとっても印象的でした。
「わたし、母親になる自信がない」
あなたはどう思います?
私は「そりゃあ、そうだろう」と思いました。
経験したことがないのに自信満々ってのは、あり得ません。
だから、すごく違和感があったんです。
(性格上、テレビにもツッコミます)
彼女に必要なのは「自信」ではありません。
場面は流れ、出産シーンでは母子共に危険な状態で
榮倉奈々ちゃんが意を決してこう言います。
「私の命はいいから、赤ちゃんを!」
妊婦の台詞No.1です。やはり母親の愛情は強いですね。
嘘のような本当の話で、
実はウチも同じような経験がありました。
今はもう思い出話になっておりますが、
第3子が誕生する際に、非常に危険な状態に陥りました。
そのとき、妻も同じ台詞を言ったのです。
十月十日お腹にいた、見たことも無い我が子に対して、
命を捧げるその愛情に驚き、尊敬したのを覚えています。
妻に母親になる「自信」があったか?
おそらく、これっぽっちも無かったと思います。
だって、経験したことないのですから。
しかし、それは父親である私でも同じことです。
出産にしても、仕事にしても、地域づくりにしても、
これから何かを始めようとする私たちに必要なのは、
決して「自信」ではありません。
「覚悟」です。
絶対に母親になるんだ、絶対に仕事を成功させるんだ、
そういう選択であり、決断であり、勇気なのです。
前回ご紹介したチンドン屋の若奈さんの言葉を覚えてます?
何故、誰もやったことがない大きなイベントを
実際に独りで、大変な思いをしながらも開催したのか?
「出来そうだから」ではなく、「決めたから」です。
「出来そう」という自身ではなく「決めた」という覚悟。
一週間が経過しても胸にズーンと響きますね。(汗)
日々、様々な選択が目の前に迫ります。
大きなプロジェクトもあり、小さな出来事もあります。
その際「自信があるかどうか」で物事を決断するのではなく
自分が「何をなすべきか」を考えたいですね。
その「覚悟」を持って生きて行くことこそが
「自信」に繋がる唯一の道だと私は思うのです。
───本日はここまで。
先週末は弊社の忘年会を開催しました。
スタッフも少ないし、せっかくだからと取引先さんも一緒に。
大いに笑いました。これでもかっていうくらい。
どうせ呑むんだったら思いっきり楽しまないと損ですよね。
と言われがちの私ですが否定はしません(できません)。
共に語り、笑い合うのも大切なコミュニケーションですから。
今週も忘年会が2つ控えております。
ひとつは地域づくりネットワークの大忘年会です。
「地域に住んでいるだけで地域づくり」
これは宮崎県地域づくりネットワーク協議会の会長である
日高茂信さんの名言です。まさしくその通りですね。
今回の忘年会の参加者は、日々の生活の舞台が宮崎県という
地域づくりの仲間が集まってくれました。
10名くらいでお酒を酌み交わそうと思っていたら、
定員いっぱいの30名の参加者が来てくれます。
おそらく、いや確実に、かなり盛り上がります。
ある人にとっては、それはもう「地獄絵図」のように。^^
ちょうどその日に予定が入ってて忘年会には来れないけど
2次会からは参加したいという声もいただいています。
同じ釜の飯を食べる仲間が県内にこれだけいるってことは
貴重であり、だからこそ「有り難い」ですね。
イメージに負けないようにしっかり呑むつもりです。
今週はそんな楽しい週末を胸に、張り切って過ごします。
どうぞ宜しくお願いします。
願いは10回大声で叫ぶと実現する。人生を劇的に変えていく方法
先週は東京出張でした。
懐かしい友に会うこともでき、新しいご縁もいただき、
充実した2泊3日を過ごすことができました。
島中星輝
何かの祭りをやってるんじゃないかってくらい、
どこも人が多くて大変でしたが、いろんな収穫があり、
楽しく、嬉しく、新鮮なひとときでした。
お世話になった方、ありがとうございます。
願いは10回大声で叫ぶと実現する
今週は振徳塾について書きたいと思います。
(先週も書いたような気がしますが・笑)
12月の振徳塾、講師は花ふぶき一座の宮田若奈さんでした。
ご存知ですか、宮崎県唯一のチンドン屋さんです。
圧巻でした。
人間は覚悟を持つと、ここまで頑張れるのか
ということを教えていただきました。
勇気と笑顔で観客をハッピーにしたいと願う彼女の
心意気がエネルギーとなって胸にググッと迫ってきました。
彼女は先日都城市で「島津邸遊悠玉手箱」というイベントを
開催したそうですが、実行委員長を務め、プログラムを練り、
芸人と交渉し、協賛金を集め、宣伝をする、
すべてのプロセスをほとんど独りでやってしまったそうです。
私もイベントを手伝ったりしたことがありますが、
協賛金集めとか、チケットの販売とか、当日の段取りとか、
片付けとか、もうホントにてんやわんやです。
初めて開催するイベントをたった一人で…
想像するだけで、胃が痛くなりました。
何故そこまで彼女が前へ前へと前進できるのか?
答えはシンプルでした。
「決めたから」
ズシンと響いてきませんか?
「出来そうだから」ではなく、「決めたから」です。
多くの人は、私自身もそうですが、望んでばかり。
夢を見るのは構いませんが、夢とは叶えるもの。
「叶う」の漢字の如く、口に十回出して実現させるものです。
「ダイエットしなきゃなぁ」という希望ではなく、
「痩せる!」というキッパリとした決断なんです。
自分を振り返ると、また胃が痛くなりました。(汗)
彼女は痩せると決断して10キロ痩せたそうです。
しかも、断食で。
ダイエットでも、イベントでも、仕事でも、プライベートでも
まず物事は「決める」ことから始まります。
どこに行くのかを決めないとスタートできません。
ゴールを決めないと辿り着きません。
決断することって怖いです。
だって何が正しいか、わからないから。
その選択が自分に本当に合っているか、不安になるから。
人生は自作自演です。
自分で夢(ストーリー)を作って、自分で演じてください。
だって、それって自分でないと誰もやってくれませんからね。
年の暮れです。
来年はどういう1年を過ごすのか、どんな自分になるのか。
人がどうこうではなく、自分自身がどう在りたいのかを
じっくりと見つめ直すと良いかもしれません。
決断したら、次にやることはもうわかりますよね?
口に出して十回言う、です。^^
───本日はここまで。
ひょんなきっかけ。
いつもの日常でも感じる機会は多いのですが、
東京出張でも「ひょんなきっかけ」を感じさせる繋がりを
数多く体験することができました。
ひょんなきっかけで~♪
なんて思わず、THE YELLOW MONKEYのゴージャスを
口ずさんでしまう程に。
あ、ちなみこんな歌です。
あなたと私が出逢ったのも、
あなたがこのメルマガを読んでいるのも、
目の前で起こっているすべての出来事は、過去にあった
ひょんなきっかけ
の連続がもたらした軌跡なんですね。
ただ、そのひょんなきっかけは、
じーっとしていても絶対に起きません。
まずは行動。
頭を動かす、手足を動かす、口を動かす、心を動かす。
つまり、日々を生きるってことです。
今週も生きましょう。
ひょんなきっかけを作って参りましょう。^^
「悔しいです」と言える勇気こそがあなた自身を輝かせていく
9月から翌年3月まで半年間かけて県南地区の若手リーダーを
育成するための講座「振徳塾」という勉強会があります。
現在7期なので、7年目です。
私は第5期の時に、振徳塾に塾生として、講師として参加しました。
もう2年も前のことです。
5期は4期までの振徳塾とは違い、異様に盛り上がりました。
…正確には「盛り上げました」と書くべきか。^^
5期生は塾やメンバーに対しての思入れも強く、
最終回の時には
「このまま終わるのはもったいない、何か自分たちでやろう!」
塾生から、そういう声があがったのです。
ちなみにその声を発したのが、私と同じく塾生&講師として
参加していた﨑田恭平・日南市長(当時は県職員)でした。
彼はその後、選挙活動が忙しくなり、
振徳塾どころではなくなってしまいましたが…(笑)
話を戻しますが、私たち第5期卒業生有志は
振徳塾プロジェクト(SJP)として立ち上がり、
今度は第6期の企画運営に取り組むことになるのです。
塾生の時は講師の話を聞く(インプット)がメインでしたが、
今度は運営側に回っての勉強、
つまり講師の選定や依頼、金額日程交渉、講演テーマの設定等、
イベントを運営するための行動(アウトプット)がメインです。
毎月、企画リーダー(担当)を決めて、
運営側として第6期生にどんなことを学んでもらいたいのか、
そのためにはどんな講師に何を話してもらえばよいのか、
自らアンテナを立てて考えてもらいました。
講座の際にはレジュメの準備や司会進行もしてもらいました。
講座が終われば報告の提出です。
運営側に回ることで、塾生の時とは違った学びがありました。
そして更に1年経過して今度は第6期生がSJPのメンバーに
加入し、今度は彼らが中心となって第7期を運営しています。
ご挨拶の前書きが異常に長くなりました。すみません。
今週号はそのSJPについてお話します。
「悔しいです」と言える勇気
基本的に毎月の勉強会の運営も担当者が動くだけなので、
担当以外のメンバーにとっては退屈な時間も出て来ます。
ただでさえ、モチベーションの高いメンバーですからね。
そのような背景もあり、更にステージをあげるべく
自主イベントの企画をしてもらうことにしました。
メンバーを2チームに分けて、それぞれが地域の資源を活用し、
やりたいことを考えて皆で企画していくというものです。
騒ぐのが大好きなメンバーですから
その企画発表をプレゼン大会というイベント形式にしました。
馴れ合いを防ぐためにオープン参加ということで、
外部の方々にもプレゼンを観ていただき、
企画内容とプレゼン技法について審査もしていただきました。
業務上、大勢の人の前で話すという経験が無かった人もいます。
パワーポイントにも触ったことが無かった人もいます。
文化祭のような、サークル活動のような、
そんな小さな始まりでしたが、目的があれば走り出せます。
職場の中心としてバリバリと活躍している年代のメンバーが、
仕事の合間に時間を捻出して夜な夜な打合せをしました。
メンバーそれぞれが意見を出し合い、チームとして
まとめる経験はコミュニケーションの勉強にもなります。
もっと言えば、成果の出る会議の手法も学べます。
「経験する」というのは、五感で感じることでもあります。
頭の中で考えるだけではないリアルな学びがあると思うのです。
彼らはプレゼン大会を経て、それぞれのチームは今夏、
ブラッシュアップされたそれぞれのイベントを開催しました。
0円予算です。
はじめての自主イベントの運営です。
地域を大きく盛り上げるイベントではありませんでしたが、
それでも、彼らにとって、地域にとって、
非常に価値のある、意味のあるイベントだったと思います。
そして先週末。
今度は「企画報告会」という名のイベントが開催されました。
そして審査をしていただいたのは市長、副市長、市議会議員、
商工会議所事務局長と大御所ばかり。
せっかくだからとハードルを少し高くしようと思ったら
想像以上に高くなってしまい、みんな緊張しているだろうな、
これは悪かったなーと反省していたのですが、
プレゼンが始まった途端にそれが杞憂に過ぎないことを知りました。
島中星輝
羞恥心を捨て、大きな声を出して、演者になりきって、
プレゼンにおける自分の役目を全うしていました。
発表内容も、そしてプレゼンの技法も数ヶ月前の時から
更に大きく変わり、素晴らしい出来栄えでした。
驚きました。
感動しました。
嬉しく思いました。
しかし、その一方で少し寂しく思いました。
私は「塾頭」という立場であったため、
彼らと共に内容を協議したり、プレゼンデータを作ったり、
壇上で発表することもできませんでした。
私も一緒になって取組みたかったなぁ。
プレゼンを終えた充実感を味わいたかったなぁ。
ま、仕方ないんですけどね。^^
SJPのメンバーには様々なことを学ばせてもらっています。
もっともっと私も成長しなければ!と強く思いました。
ところで、このSJPの活動の中で
今でも強く印象に残っている言葉があるんです。
これは企画発表のプレゼン大会での振り返りの時に、
ある女性メンバーが言ってくれた反省の言葉でした。
自分がチームにどう関われたか?
その問いに対する彼女の答えが「悔しいです」という言葉。
・もっと自分の意見を言うべきだった。
・もっと自分ごととして取り組むべきだった。
・もっと相手の意見を引き出すよう話を聞くべきだった。
いろんな場面での自分自身の行動について
悔しいって思える、そういう感情を持っていることが、
塾頭として嬉しかったし、有り難かったのです。
だって、1円にもならない自主勉強会の取組みですよ?
彼女はその場に真剣に挑めなかったことを
後悔しているのです。
きっと自分の可能性を見たのだと思いました。
そのレベルと現状にギャップが言わせた言葉だったと思います。
テレビ番組「スクールウォーズ」のあの名セリフを
思い出しました。(笑)
検索したらそのシーンがYouTubeにありました。
思わず見入ってしまい、ジーンと来たり。
悔しがれるほどに何かに熱く取り組んだことはありますか?
彼女は報告会で輝いていました。
MVP3位に入賞しました。素敵な笑顔でした。
次は私自身がそうありたいと思いました。
───本日はここまで。
何故だろう?
いつも短くスマートに済ませたいと思いつつ、
文章が長くなってしまいます。
まだまだ勉強が足りません。
大丈夫ですか?
最後まで読んでくれていますか?(笑)
プロがプロであること。人は人中(ひとなか)でこそ成長していける
先週も濃い時間を過ごしました。
たくさんの仲間たちと大いに呑み、語り、考えました。
尊敬できる仲間との時間の共有は多くの学びが得られます。
夢や考え方や環境や仕事…刺激を受けることが多いです。
自分ならその状況において、どうするのか?
人生の選択の中で「結果」としての「今」があるのなら
感動した分だけ行動に移していきたいです。
それにしても、光陰矢の如しとはよく言ったものですね。
2013年も最後の月となりました。
今年の振り返りを始めるとともに、
来年の光り輝く1年について妄想をはじめたいと思います。
プロがプロであること
先週の金、土と県南若手リーダー養成講座「振徳塾」の
視察研修で熊本県に行って来ました。
上天草市役所の観光おもてなし課による事例発表と意見交換、
地元のB級グルメを堪能したり、熊本城を見学したりと
内容も盛りだくさん。
当然のことですが交流会も盛り上がりました。
個人的に特に勉強になったのが酒屋さんによる利き酒体験。
お酒や焼酎の雑学から歴史はもちろん、地域づくりや
ご自身のご商売の在り方についても
ざっくばらんにお話をしてくださいました。
試飲をしながら話を聞くだけ。
最後には試飲して美味しいと感じたお酒を
お土産としていただけるという60分の体験プログラム。
体験料は1500円です。
私が感じたのは、プロはプロの仕事をするから格好いいってこと。
その酒屋さんは「お酒」をキーワードにあらゆる書籍や
文献を調べてお酒の知識をどん欲に得ようとしていました。
堂々と自分の仕事の業界について自信を持って言える人が
今どれくらいいるでしょうか。
ボランディアで地域づくりをしているのであれば、
イベントの際に少々ルーズなことがあっても、
イタい部分、ぬるい部分があっても、
どこか仕方ないところはあると思います。
主催者が年配で、イベントがその方の「生き甲斐づくり」が
目的であれば、それはそれで良いと思います。
自分のための自己満足イベントですからね。
しかし、そのイベントが有料であるなら、もしくは
それが生業であるなら、話は違います。
そこに「責任」が発生するからです。
自らの事業に責任と誇りを持って取り組むからこそ、
知識とノウハウが身に付き、年月をかけてそれが自信になる。
そういう人をプロと呼ぶのだと思うのです。
まさしく、その酒屋さんはプロでした。
地元・熊本のお酒を大切に販売していくというミッションに
全力で取り組んでいる様子が伝わって来ました。
自信に満ちあふれていました。
キラキラと輝いていました。
地域で生きていく覚悟がありました。
人間には「感じ取る」能力があります。
本気か、そうでないか、何となくわかるものです。
人間性や佇まいににじみ出てくるのでしょうか。
素直に格好いい商売人だなと感じました。
島中星輝
振り返ってみる時点でアウトですね。
私はまだ全然できていません。
反省はしますが落ち込みません。
いま気づけたのであれば幸いです。
前を向いて一歩前進していきたいと思います。^^
2013年12月。
気持ちを新たに張り切って参ります。
───本日はここまで。
先週、事業パートナーだった人に4年ぶりに再会しました。
数年前、お互いに夢を語って、自分と相手を信じて
一緒に事業に取り組んで、頑張っていたのですが、
いつの間にか、すれ違いが始まって最終的に別れました。
こう書くと、なんだか恋人のような関係ですね。(笑)
お互いに似たような部分を持っていたから
スグに意気投合し、突っ走ることができた時期もありました。
お互いに似ても似つかない部分を持っていたから
考えの違いを認めることができずに
腹立たしい思いをした時期もありました。
私がやりづらかった分、彼もやりづらかった。
私がくやしい思いをした分、彼もくやしい思いをした。
まさに「鏡」のような存在の「元カノ」…
いやいや「戦友」のような関係です。
喧嘩別れではなく、きちんと協議した上での結果でした。
それしか選択肢が無かった(と思い込んでいた)のです。
私はとても未熟でしたし、彼(会社)に迷惑を掛けました。
その一方で仕事にもきちんと貢献しました。
また別の一方でビジネスにおいて大切なこと、基本的なことを
幾つも学ばせてもらいました。
複雑な気持ちのまま数年過ごしましたが、そのモヤモヤが嫌で
2年程前に私から「元気?」と連絡をしました。
そんな彼との再会です。
Facebook等でお互いの近況も知っていましたから
感激の再会っていう感じではありませんでした。
それでも2人でお酒を汲み交わしていろんな話をすると
考え方が変わったところ、変わらないところがあり、
お互いに時の流れを感じることが出来ました。
島中星輝
「人は人中(ひとなか)」っていう諺があります。
私たち人間は、人にもまれるのが良いという意味です。
私はまだ発展途上中ですので、
これからも良き友人、そうでない友人(?)に囲まれて
いろいろと勉強していきたいと思います。
昔はね、「人は成長するもの」だと思っていたんですよ。
0から1へ、5へ、10へ…というふうに。
苦手なことであったとしても、
頑張って困難を乗り越えるとレベルアップするものだと。
今は少し違うんです。
私たち人間の能力はすでに生まれた時から100なんです。
ただ生長の過程でそれを忘れてしまい、
日々の常識のせいか、いつの間にか、0だと思い込んでしまう。
どんな人でも元々能力を持っているんです。
だから能力って「成長」するものではなく、
「引き出す」っていうか、「掘り起こす」っていうか、
「気づく」っていうか、なんかそんなイメージがあるのです。
私はこれまでの人生で能力的に成長したなーなんて、
あんまり思わなかったんですよ。
それは「努力していない」ってことかもしれませんけど。(汗)
困難を努力して乗り越えるってことも必要でしょうけれど
人との出会いによって、時には喧嘩によって、別れによって、
一気に何かが変わるってことも、きっとあると思うんですよね。
人生とは、「人が生きる」と書きます。
人間が生きていく中で多くの経験をすること、それが人生だと
勝手に解釈していたのですが、もしかしたら
「人と生きる」という意味なのかもしれませんね。
今週も「人中」で参りましょう。^^