地域に根差すとは、地域で一生を生きていくという覚悟を決めること
先週号でもお伝えした通り、移住体験
ツアーを開催して参りました。
大変なこともあったけれど、とても
楽しく充実したツアーになりました。
地域情報誌みちくさのスタッフにも
同行してもらいツアーの様子を撮って
もらったり、参加者に移住についての
取材をしてもらいました。
ツアーの内容については専用サイトを
構築したり、冊子にしたりして拡散
していきますのでお楽しみに。
地域に根ざして生きること
取材は参加者のみならず受入れ側、
既に移住している方々にも行われ
ました。
その中のひとり、阿部紗也さんの
言葉がとっても印象に残りました。
インタビュー形式で撮影された
その取材で阿部ちゃんが赤裸々に
自分の素直な気持ちを語りました。
阿部ちゃんは西米良村観光協会の
臨時職員(地域おこし協力隊)で
来年の4月から正式に西米良村の
職員になるそうです。
何と平成2年生まれの阿部ちゃん。
ゆるキャラのような阿部ちゃん。
これまで3年間を西米良村で過ご
してきた阿部ちゃん。
彼女はこう語りました。
横で何気なく聞いていたのですが
その言葉に胸がグッときました。
彼女の一途な想いに、健気さに、
胸がキュッと締め付けられる様な
感覚もしました。
彼女がこの3年間、西米良村でどう
過ごしてきたのか。地域の方々は
彼女をどう受け入れてきたのか、
なんとなく想像がつきます。
移住とは単に住民票を移す作業では
ないし、ただその地域に済めば良い
というものでもありません。
地域の方々と交流すること。喜び、
悲しみ、苦しみ、怒り…そういう
心の交流をしていくことが大切では
ないでしょうか。
自然豊か、環境がいい、物価が安い。
それはそれで非常に大切ですけども
生きるっていうのは、それだけじゃ
ないと思うのです。
移住とはその地に根をはって生きる
そういう覚悟がないと無理です。
さらに突っ込んで考えると、想いを
持てるだけの愛情が地域にも、
地域の方々にも無いと彼女自身の
モチベーションも続きません。
西米良村は本当に温かい地域なのだ
とその瞬間に気付かされました。
25歳の彼女がここまで根を張って
生きているってことに驚きましたし
そんな彼女を受けれている西米良の
方々の愛情にも感動しました。
これからも引き続き応援したいと
思います。
───本日はここまで。
明日から12月です。早いですね。
今年もあと1ヶ月です。
毎年のように反省しています。
今年のテーマは何だったっけ?
目指す目標は何だったっけ?
忘年会に参加しても忘れちゃいけ
ませんね。これから1月に配信した
ブログを読み返して思い出します。
島中星輝
その時点でアウトですけどね。
反省しながら成長していきます。
今週もはりきって参りましょう!
悶々と、自分自身に向き合い、 苦悩し、覚悟し、決断する。
大きな夢を追うこと。
決断に覚悟を持つこと。
命を生きること。
最近、そんなことを考えさせられる
場面に多く出会いました。
苦悩することもなく、のほほ~んと
生きてきたツケが回ってきたのか?
なんのために生きるのか?
何をして生きて行くのか?
生きるとは単に「心臓が動いている」
というだけの状態ではないはず。
人生の軸を探そう
私の周囲にはエネルギーが強い人が
非常に多くいます。
みんなキラキラと目を輝かせながら
日々、夢に仕事に邁進しています。
交流するたびに、語り合うたびに
心から尊敬できる方々ばかりです。
自分自身に「軸」があるか?
結局はシンプルな問いになります。
中学生のころ、将来の夢(職業)に
ついて書かされましたが当時の私は
何のイメージも湧きませんでした。
将来どうやって食っていくかって、
うーん…マスオさんのようなサラリー
マンでいいかな?って感じで。
サラリーマンって何なのか、また
マスオさんがどんな会社で何をして
働いているのか理解してませんが、
なんとなくサラリーマンって、
働くって、そういう事なのかなって
感じていたのです。
あれから30年も経過しました。
30年前に夢見ていたキラキラと輝く
将来に、いま私は立っています。
30年前の私は、いまの私を見て
尊敬の眼差しを向けてくれるか?
何のためにその仕事をしているの?
純真無垢な30年前の私の問いに、
いまの私は何と答えるでしょうか?
何と答えればよいでしょうか?
30年前の私の目を真っ直ぐに見て
正々堂々と自身を語れるでしょうか?
自問自答する機会が増えています。
気づいていない、軸のない私に
人生が何度も何度も同じような
キーワードを何気ない日常に
散りばめてきています。
家庭に起こった小さな出来事も、
子どもが拾ってきた捨て猫も、
友人を襲った大きな不幸も、
相談に訪れた企業の経営不振も、
職場でのスタッフの奮闘ぶりも。
上手く言葉にはできないのですが
良いとか悪いとかというのではなく
すべての出来事が私の人生の軸に
集約されていくような感覚です。
お前はこの人生をどう生きるのか?
ブレる事なく日々精進しているか?
そんなことを考えてみても1円の
売上もあがりません。飯のタネにも
なりません。
しかしながら、そこがしっかりして
いないと今日を精一杯に生きて行く
モチベーションに繋がりません。
悶々と、自分自身に向き合い、
苦悩し、覚悟し、決断する。
そういった作業が私には必要です。
───本日はここまで。
執筆している今日は11月20日の
金曜日でございます。
実は明日から西都市・西米良村を
舞台に移住・農林業体感ツアーを
開催してきます。
20代、30代の参加者が殆どで、
女性陣も多いってことで私も
必要以上に張り切っております。
宮崎を楽しんでもらえるように
頑張ってきますね。
それでは!
今週もはりきって参りましょう!
遊びは学び。 真剣に遊ぶから、それが結果として 学びになる!
相変わらず休みなしで仕事継続中。
シルバーウィーク頃からですから
もう2ヶ月以上ですかね。
しかしながら疲れがありません。
気が張っている訳でもありませんし
変なクスリも飲んでいません。
体が慣れてしまったのですかね?
今日はそんな話でございます。
仕事と遊びの境目とは?
塾頭を務める南那珂地区の振徳塾の
視察先なんですが、今年度は五ヶ瀬
で「スキー体験」はどうでしょう?
そんな提案をしていたのですが、
上層部から「それは遊びだろう」と
あまり良い返事がもらえなかったと
事務局から相談がありました。
振徳塾は南那珂地区の行政と観光、
商工会議所等が県南観光の活性化の
ために組織している団体の人材育成
事業なんですよ。
カンタンに言えば行政がBOSSの
人材育成講座で私は塾生のリーダー
という位置付けなんです。
行政が上にいると視察先を決定する
にも余計な気を使う必要があります。
そういわれると全くその通りですね。
しかし「体験」というのは貴重な学び
でもあります。頭で教科書で理解する
のではなく、五感で感じるのですから。
九州で唯一のスキー場ですよ?
あのCMが大反響のスキー場ですよ?
知りたいこと、学びたいことって
たくさんあると思いませんか?
・そもそも何故スキー場を作ったの?
・実際の売り上げはどう?
・CM制作の秘密とは?
・スタッフは夏場に何をしているの?
・お客様はどこから来ているの?
などなど、数秒でもこれくらいの
質問がどどどっと思い浮かびます。
冬の五ヶ瀬町という悪条件の中、
観光地にもならなかった地域に
観光商業施設が設立されたことで、
地域にどんな影響を与えたのか?
これって南那珂の観光に携わる方が
学ぶ格好の教材になりませんか?
いつも思うことなんですが、
仕事と遊びの境目ってどこなの?
周囲からすると私はいつも遊んでいる
ように見えるようです。反論なし!
でも、いつも仕事しているんですよ。
難しいですよね。例えば地域づくりは
お金にならないボランティアです。
しかし、その活動を通じて信頼関係が
構築されて仕事にも繋がってます。
一緒に飲んで友人になった人に事業の
協力を仰いだりしますよ、普通に。
だから「業務の連携先」「取引先」と
いうのではなく「友人」なんですよ。
友人と共通の目的を持って動く。
それが一番信頼できるし効果もでる。
そういうふうに考えています。
だからこそ、仕事なのか遊びなのか
フワフワしてしまうんですよ。
24時間スイッチが入ってるんですよ。
遊びは学び(仕事)なんですよ。
真剣に遊ぶから、それが結果として
学びになると思うんです。
遊んでいるから疲れるわけがないし
労働時間という概念がそもそも
存在していません。
島中星輝
遊ぶからこそアイディアが出るし
仲間も増えてくるし、結果も出る。
「それは遊びだろう?」
そういわれる事にこそ、次の仕事の
種が眠っているのかもしれません。
───本日はここまで。
仕事の中で「面白い」って感じる
瞬間ってどんなときでしょうか。
・企画やアイディアがひらめいた時
・地域の観光資源等に感動した時
・業務の目的を達成できた時
・目の前の人が喜んでくれた時
・売上や利益が確保できた時
少し前の時代をバリバリと働いていた
方々にとって仕事(給料をもらう事)
とは自分を押し殺し我慢したご褒美
という意味だったかもしれません。
私もそう考えていた時期がありました。
仕事だから我慢しなさいよ、という
言葉を自分自身に投げかけた事も。
でもそれじゃ能力を発揮できません。
私のような性格は特にそうです。
自分も楽しく!相手も楽しく!
その結果として有形無形の「利益」が
残るような、そんな仕事がしたい。
そう思いながら今日も楽しく働きます。
今週もはりきって参りましょう!
縦の糸と横の糸がいつの間にか気がつくと交錯しているそんな時代
いやー、昨日は暑かったですねー!
久しぶりに汗をかいた気がします。
日曜日は堀川まつりがありました。
多くの人で賑わっていましたね。
私は夢見が丘シュークリーム販売の
サポートというか、視察っていうか
そんな感じで半日を過ごしました。
知り合いや友人にも押し売りのように
販売させて頂きました。にも関わらず
快くご購入いただいた皆様、本当に
ありがとうございます!!!
夢見が丘(フードライフ株式会社)の
社長である今村さんは広告代理店時代
私の直属の上司でした。
大学を卒業した翌年ですから23歳の
頃の話です。懐かしいですね。営業の
イロハを教えてくれた恩人なんです。
彼にとっても私は「初めての部下」で
特に可愛がってもらいました。それが
ご縁で20年経過した今でも、有難い事
に親しくさせてもらっております。
島中星輝
在籍していたのは1年程度なんですが
ご縁って本当に不思議なものですね。
縦の糸と横の糸
大学卒業してスグにお世話になった
今村社長。当時は「部長」と呼んで
いました。と言っても部下は私だけ。
今村さんが前職の友人と立ち上げた
会社で、とにかくお客さんがいない。
営業あるのみ!って感じで毎日突き
進んでいました。
営業マンとして鍛えられました。
服装に仕草、トーク、そして考え方
まで毎日一緒いていろいろと教えて
いただきました。残念ながらあまり
効果なかったようですが。
そんな時に産まれたのが、昨日の
堀川まつりで販売担当をしていた
今村さんの次男坊の優志くんです。
油津コンテナガーデンで夢見が丘の
日南店の店長に就任するとのこと。
うーん。感慨深い。時代が確実に
グルグルと回っている感じがします。
(自分が年齢を重ねてきただけ?)
ブースのお隣さんには、これまた
コンテナガーデンに入居予定である
イーナプリンの森山さんでした。
何度かお会いした事がありましたが
お話するのは初めてで勉強させて
いただきました。ちょうどブースに
奥様もいらっしゃって名刺交換を
させていただいたのですが数分後に
こう話しかけられました。
島中星輝
島中星輝
驚きました。当時同じドーナツ屋で
働いていた短大生だったのです。
こんなことってあるんですね。
23年ぶりくらいの再会でした。
そう言われてみれば面影があるわ。
しかし、年相応にシワも少し出てきて
お母さんの立場で子ども達に接してて
彼女なりの年を重ねてきたんだなと
思わず感慨に耽ってしまいました。
生きること、年を重ねることは、
様々な人生との交錯でもあるんです。
いろんなご縁の先に、立場を変えた
新しいご縁が待っているんですね。
こうしてブログを通じて私の人生と
あなたの人生も交錯しています。
そういう人生って何か良いです。
今のこの人生ってある意味では、
ご縁を紡いできた形なんでしょうね。
私はどちらかというとそんなご縁に
恵まれてきたような気がします。
ウチの妻も中学の同級生ですしね。
───本日はここまで。
小2の娘が毎日「かけ算の暗記」を
頑張っております。時に真剣に、
時に拗ねて怒られながら。
これってやっぱり、ひたすら反復して
体で暗記するしかないんでしょうね。
今も昔も習得方法が同じということは。
愚直に何かを続けていく「努力」は、
いつの時代も何かを習得するのに必ず
必要なんですね。再認識しました。
さ、今週も仕事に遊びに努力しますか。
今週もはりきって参りましょう!
時代が巡ると評価が変わる。価値観と時代性と努力と才能の関係性
一週間が早いですね。驚かされます。
先週は日南市外での仕事の連続で
移動距離だけで大変でした。
仕事も慎重に考えなければならない
事柄が多くオーバーヒート気味。
まだまだ修行が足りません。
それは私にまだ成長する見込みが
あるってことでもありますから
一歩ずつ、丁寧に、真摯に対応して
コツコツ邁進していきたいですね。
私は油断すると横柄に、浅はかに
なってしまう性格なので「謙虚」を
モットーに仕事に励みます。
時代がまわると評価もまわる
あるテレビ番組でおろし金について
特集をしていました。えぇ、あの
大根をおろす「おろし金」です。
プラスチックや大量生産のおろし金
では刃が同じ方向を向いているので
大根をおろしても溝が出来てしまい
向きを変えたり力を入れないと最後
まで上手くおろせません。
しかし銅板に手彫りで刃を起こした
匠のおろし金は違いました。
匠の刃は大きさも間隔も敢えて微妙
に変えてつくられています。
それが大根おろしの味にも深く影響
を与えているそうです。
刃の大きさ、間隔がバラバラなので
水分を必要以上に出さずに繊維も
綺麗に残っているようでした。
製作も集中力を要するため一日に
7本が限界とのこと。うーん凄い。
これを生業とするんだったら、
おろし金をいくらで販売しないと
商売として成り立たないのかな?
こんなのを観せられたら誰だって
匠のおろし金を使いたくなりますよ。
島中星輝
テレビを観ていて思ったのですが
ほんの少し前までは世の中の全ての
おろし金をこうして製作していた筈。
そして時代が少しだけ進んで機械化、
大量生産になっていきました。
しかし、これって私たち消費者が
それを望んでいたからですよね。
(つまり購入していたから)
それが今になってやっぱり匠の
手作りのおろし金の方が良いって…。
大量生産の時代も「匠の技」の凄さ
に気づくための必要な時代だった?
価格の安さに流されてワーッ!と
経済が動いたという事実は確実に
日本を豊かにしてくれました。
大量生産、大量消費が良い悪いって
話をしたいのではないのです。
時代はグルグルとまわっていくんだ
という事を感じたって話です。
仕事だって、業界だって同じです。
時代がまわるってことは顧客の
意識・価値観もまわるってことです。
その都度、評価が変わります。
だからこそ、周囲に流されずに
コツコツと意識して仕事をしていく
必要があるのだと思います。
アナログ時計をイメージして下さい。
あなたが愚直に3時の場所に拘って
仕事をしているとします。
時計の針は「時代」です。
針は12時間で時計盤を一周します。
もちろん3時の場所も通過します。
つまり、時代がまわるってことは、
確実にあなたの時代がやってくる
ということにもなります。
でも針を追いかけたらダメです。
針を追い越すか、針に追い越される
ときにしか時代は巡ってきません。
12時間に確実に1回は訪れる時代。
コツコツと実力を、技術を、感性を
磨きながら奮闘して参りましょう。
私もそうなることを願って。
───本日はここまで。
11月21日から23日に開催する
移住・農林業体感ツアーですが、
ついに申し込みを解禁しました!
準備期間がかなり短かったので集客が
大変ですが、やるしかありません。
宮崎県の素晴らしさを関東の方々に
体感してもらうべく頑張ります。
詳しくは弊社の簡易サイトへ。
URL⇒ bring-biz.jimdo.com
明日は祝日で少しゆっくりと出来るかと
思っていたのですがやっぱり仕事です。
ガッツリと仕事です。目白押しです。
島中星輝
もっともっと修行をつみなさいって
ことなんでしょうね、きっと。
今週もはりきって参りましょう!