経営や販促、生きるヒントや地域づくりなど
様々なジャンルを独自の切り口で

業務を推進する中で得た学びや世の中の出来事、時には映画やテレビ番組、漫画等から感じる時代の流れを島中星輝というフィルターを通してブログ形式でお届けします。
弊社の業務に対する情熱やクライアントへの熱い思いも垣間見ることができます。多分。

何となくやる気になっているくらいでは全然だめ。本気で動け!

前回は売れない店舗の再起を支援するという
テレビ番組の話をしました。その続き。

目標客数40人に対して結果38人で安堵
していた老夫婦は大手チェーン店の社長に
考えが甘いことを指摘されます。

翌日の営業は社長が懸念していた通り、
オープン日よりも少ない客数15でした。

このままじゃいかん!

なんとなくやる気を見せていた老夫婦の
本気はここから始まりました。

営業が終わってからのチラシ配りや店舗前
での呼び込み営業、料理提供時間を短縮
するための事前準備などなど。

それが功を奏して3日目、4日目と売上が
少しずつ上がっていき、最終的には60名
近くの客数をゲットすることに成功。

普通はオープン日が一番多いような気が
するのですが、これがやっぱりリアルですね。

短期間で結果が出たのも良かったのですが
ポイントはやはり2人のスイッチです。

料理が良かったのは最低ラインです。
そもそも美味しくなきゃだめですから。

でもそれ以上に必要なのは「決意」ですね。
本気になって売上を追求しようとする決意。

どちらかというと怠惰な性格で長いモノに
巻かれるタイプの私はドキッとしました。

なんとなぁーーくやる気になっている
くらいでは全然だめ。

本気になって動かないと。

そういう刺激をいただいたテレビでした。
忘れないうちに皆さんにシェアしておきます。

…ではまた来週!

売れないおばんざい屋さんの新たなチャレンジに心躍った!

ちょっと前のテレビ番組で売れない店舗の
課題解決をしようという企画がありました。

定年を迎えた夫婦が営むおばんざいの店舗は
オープンして一年も経たない内にお客様が
来なくて大ピンチ!

そこへ大手チェーン店を運営する社長が
コンサルに入って事業の立て直しをすると
いうもの。

こういうのってめっちゃ参考になるし、
単純に面白いのでよく観ます。

切り口がやっぱりすごいなぁと思ったのは
おばんざいのお店に社長は「カレー」を
提案するのです。

カ、カレー????(汗)

しかもランチ営業のみ。

いやぁー、凄い発想の転換だなと思いました。
テレビ番組だから経営手腕を全国の視聴者に
見せつけるって勇気と覚悟があるのも凄い。

番組としてはテンプレで老夫婦が成功して
終わりって感じにしたかったのでしょうけど
コロナ渦でオープンすらできない状況。

お洒落に改装して2ヶ月経過してやっと
緊急事態宣言が解除されてオープン!

という流れで、世間はすっかり近所に
新しくオープンする予定だった店舗
(1年前にオープンしてるけど笑)の
存在すら忘れている。

その状況下でのオープンってことで
テレビ番組的にハラハラさせます。

オープン日の目標客数は40人。

それで結果は…38人でした。

まぁまぁ、頑張ったじゃない。
だってコロナの影響もあるしね。

と2人はこんな感じだったら何とか
やっていけそうだと安堵するのですが
社長は違いました。

40人の目標で、38人ですよ。
もっと呼び込みするとか声かけするとか
意識して行動すればあと2人は軽く
クリアできたでしょう!と諭します。

やっぱりここがプロの経営者は違います。

私もハッとさせられました。やっぱり
何店舗も運営しているだけありますね。

…ではまた来週!

費用対効果的にも精神的にもターゲットは日常的に近い人がベスト

自社の売上を拡大しようと思ったら
客単価を上げる、もしくは客数を増やす。

このいずれかの方法を取る必要があります。
客数を増やすってことであれば
まずはターゲットを設定しなきゃいけません。

今回はそんなお話。

あなたのターゲットってどんな人?
それって大きく2つに分かれるんですよ。

1. 既にあなたのことを知っている人
2. あなたの存在すら知らない人

これをどっちにするかで戦略が変わります。
広報だってSNSだって手法が変化します。

既にあなたのことを知っている人であれば
SNSって効果が高いですよね。

あなたの情報をとにかく発信すればいい。
プライベートでも、業務内容でも。

それによって
信頼関係を築くことができたり、
親近感を沸かせることができたり、
プロとしての情報を発信できたりすることで
ターゲットからの「選択肢」に入りやすい。

まずはここから始めるといいですよ。

モノは知っている人から買いたいってのが
人間の本質にありますから。

一方で2.あなたを知らない人をターゲットに
告知をしていこうと思うとちょっと大変。

・どうやってアプローチするか?
・信頼関係をどう築くか?
・メリットをどうアピールするか?

全く知らない人に理解してもらうのは
結構ハードル高いっす。

発信する情報は外へ外へを意識しなくては。

しかも公益性が高くないと拡散されにくく
認知もされにくいと思います。

一発で認識してもらおうとするなら
SNSでいうと「バズる」ことが求められる。

SNS界で「メジャーデビュー」するようなもの。

オリジナルのコンテンツがあったり、
かなりすごい実績があればイケるでしょうけど。

そう考えると費用対効果的にも精神的にも
ターゲットは何となく日常的に距離の近い人
というのがベストです。

距離が近い人にお客さまになってもらう。
そのための階段をSNSで構築しましょう。

・相談しやすい信頼関係
・ある程度キャラクターを理解されている
・商品の良さも認識してもらってる

こんな感じのゴールを設定して情報発信を
継続していくだけでOKです。

まずはチャレンジしてみてくださいな。

…ではまた来週!

何が起こるかわからない世の中で重要になってくるものとは。

某商工会議所からセミナー依頼が来ました。
昨年、対応させていただいたところです。

去年はスタートアップセミナーでしたが、
今回は「カフェスタイル」でざっくばらんに
創業について皆で考えてみませんか?

って感じのゆるい意見交換会をイメージ
されているようです。

担当者に経緯を聞いてみたところ、
私が昨年講師をやったときに使ったフレーズに
ハッとさせられたというのです。

そのフレーズがこちら。
「さぁ、みんなで考えよう♪」

特になんてことないセリフですね。笑

通常はこんな言葉は使わないんですよ。
だって「セミナー」ですから、こちらの
メッセージを「伝える」ことに注力です。

それなのになぜこんな言葉を使ったのか、
今でもその時のことを覚えています。

・持ち時間が長かったから。
・話すことが無かったから。

用意していたスライドが意外にサクサク
進んでいってたんですよ。別の言い方を
すれば「スベってた」ってことです。笑

やばい、このままではスライドが直ぐに
終わってしまう!汗…という状況下での
苦肉の策でございました。

でもそれが功を奏したんですね。

隣同士で意見交換させたことで
コミュニケーションが生まれてあんなに
スベっていた冷たい空間があっという間に
わいわいガヤガヤと変化し出しました。

私的にはそんな思い出ですが担当者は
少し違っていたようです。

これからの時代は何が起こるかわかりません。
コロナだってそうですよね。
そんな世の中で重要になってくるのは
まずは考えることです。

アフターコロナってどういう状況になる?
その時の起業ってどんな感じ?

正解はありません。
ただ考え、選択し、動くしかできません。
そしてその責任は自分で負う。

商売はその繰り返しです。
正しい、正しくないではなくて
考える、選択する、実践する。

それだけなんです。

そんな空間づくりを依頼されました。
ハードルは高いですが新しいチャレンジです。
頑張ってみようと思います。

…ではまた来週!

アドバイスは単純!相手の課題を解決しようと思わず話を聞け!

本社は東京で宮崎に拠点を持つマネージャー
との話の中でこんな相談を受けました。

・それぞれのスタッフには上司が東京にいる
・毎朝ネットで楽しそうにミーティング
・マネージャーは彼らの業務は知らない
・マネージャーは拠点管理のみ権限なし

その状況下で日々業務を行なっていると
いろいろと思うこともあるようで。

スタッフAさんは最近ずっと残業だけど
直属の上司はそれを知っているのかな。
もしかして業務量がキャパオーバーして
いるんじゃないのかな?

ってことで別の機会にスタッフAさんの
上司にさりげなく確認をとってみると
様々な意見が出てくるようです。

これはAさんでも、Bさんでも同様に
拠点にいるスタッフ全員のことです。

東京在住のそれぞれの上司は、それぞれに
スタッフのことを考えてていろんな理由で
業務を振り分けているようです。

・スタッフAをリーダーに育てたいから
あえて業務量を多くしている

・スタッフBは業務態度に緊張感がないから
諭す意味で厳しい態度で臨んでいる

・スタッフCは何を考えているかわからない
どうコミュニケーションを図ったらよいか…

まぁ、人対人ですから様々な状況があり
関係性も人それぞれですから難しい部分も
ありますよね。

しかしマネージャーは東京と宮崎とで
毎朝楽しそうにミーティングしているけど
もっと思っていることを素直にお互いが
言い合えば良いのに、と思っているようです。

大人の関係ってことなのか。
仕事の上下関係って難しいものですね。

ただこのマネージャーのすごいところは
業務範囲を飛び越えてスタッフを飲みに
誘ったり、一緒にランチしたりして
個々にサポートをしているんです。

しかし…汗

そういう理由で最近はあまり飲みにいくのも
楽しくなくなってきているそうです…

大変ですね。
面倒見が良い人は特に。
責任感が強い人は特に。

私からのアドバイスは単純です。
解決しようと思わず単純に話を聞け、です。

重い悩みもあるでしょうけれど
基本的には「本人が」解決すべきこと。

指針を示すことはできるでしょうけど
それだって本人がやる気にならないと
解決することは永遠にありません。

とにかくとことん聞くこと。

それでスッキリすることだってあるし
自分で話したことを自分の耳が聞くことで
自ら解決に至ることだってあります。

美味しくないお酒はいかんですね。
美味しすぎるお酒も考えものですが。笑

…ではまた来週!

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