県庁で某事業の公募があり、応募することにした。
内容は伏せるが久しぶりにスタッフと共に
プロジェクトチームを作り役割分担。
事業提案書を執筆するためには最初に企画が必要になる。
目的とゴール設定。
それを確定させて手段を考えていく。
それぞれが案を持ち寄ってブラッシュアップしていき
事業計画書と企画提案書(プレゼン)が完成した。
事業の総括は代表である私が担当するが、
スタッフそれぞれに実務や経理事務等の役割がある。
締め切りも近かったためミーティング等も
なかなか時間を確保することが難しかったが
プレゼン当日のお昼にやっと準備完了。
先ほど県庁へ行きプレゼンを行なった。
結果が出るのは来週以降のことだが、
何だかひと仕事終えた感じになる。
ビジネスなので事業を獲得し売上拡大を図る必要はあるが
チーム一丸となって目標に向かっていくのは楽しい。
採択の結果が出るのも来年とかではなく、
来週なのでワクワク感も出てくる。
(もちろん緊張もするのだが)
仕事って仲間づくりである。
スタッフも、クライアントも、お客様も仲間。
その仲間たちとビジョンを共有し、
経済を回して世の中をより良くしていく。
誰も負けない。損しない。
win-win-winの関係。
事業ってこうあるべきだな、と改めて感じた。
デスクトップパソコンを買い替えました。
もう7〜8年使用し続けていて動きが悪かったんです。
デザイン業務を行わず、ネットサーフィンやメール対応だけなら
そんなに気にすることないのですが。
日々の業務で使用するものの、
さすがに高額な商品なのでしばらく躊躇していたのですが
友人がちょうど買い替えているのをSNSで知って
「私もそろそろ購入しないとなぁ」
とパソコン購入という決断に至ったというわけです。
するとその友人から連絡があり、
メモリを増設するなら私のをあげるよ〜との打診を受けました。
購入するとそれはそれで料金が発生するので
友人の提案を有り難く受け取り、無事にメモリ増設できました。
友人に対してはコストも掛かっているし、
日頃お世話になっているからってことでお礼を送ることにしました。
それがトップ画像にある「マンゴー」です。
脱サラして経営者になると事業推進のためには、
人の存在がめっちゃ重要だと気付かされる局面があります。
事業は、人がいて初めて成り立つからです。
もっと言い方を変えれば、
お客様(人)が存在しない商売はないということ。
経営者を志すのであれば
多くの人に知り合うこと、できれば好かれることが大切です。
ビジネスの情報は人がもたらしてくれます。
ネットでも、雑誌でも情報は飛び交っていますが
本当に実になる情報って実は近くの人が持っているのです。
日南市南郷町に「もえる商忘団」という地域づくり団体があります。
(私も10年ほど前まで事務局長という立場で活動していました)
主に地域の商店主がたまには「商いを忘れて」地域貢献をする、
というのが活動の趣旨です。
音楽や伊勢えび、クルージング、ウォーキングをテーマとした
さまざまなイベントを行っており、地域活性化のために奮闘しています。
この団体がすごいのはイベント運営費を行政に頼ることなく
自分たちで「協賛金集め」をしながら活動しているところです。
市内約120社のもとへ行き、イベントの趣旨を説明して
「運営に掛かる経費を協賛してくれないか」と歩き回るのです。
企業さんの反応もさまざまで(汗)…
そりゃあ儲かっている企業、そうでない企業がありますし、
地域活性化への思いも人それぞれですからね。
私も協賛金集めに奔走したことがあるのですが、
けっこう精神的にも大変でした。
そんな活動をもう20年以上も行っているエネルギーの高い団体です。
今年はさすがにコロナで会社訪問するのも
厳しい状況ということで新しい資金調達の方法として
なんとクラウドファンディングに挑戦するというのです。
どひゃーーーー!!! です。
この行動力、事業推進力はめっちゃ凄い。
団長は私が尊敬する竹本政憲さん(72歳)です。
誰もお願いしていないのに、
72歳でこんなことにチャレンジできる覚悟。
自分がやらねば誰がやる!という思いの強さなんでしょうか。
ホント、尊敬します。
地域に生きる方が、地域のために何をやろうとしているのか。
ぜひ、こちらをお読みいただいてご協力くださいると嬉しいです。
先日の相談は顧客満足度に関してでした。
発注者と受注者の関係性が満足度を変えていきます。
今回はデザイン(ホームページ)制作の案件について。
発注者は自分の思いのたけを語ります。
「ここをこうしてくれ、ああしてくれ」
受注者つまり、デザイナーさんはその要求に対して
素直に答えていきます。
結果、ホームページが完成します(そりゃそうだ)。
キャッチも、写真も、文章も、カラーも、
すべてが発注者の指示通り。
デザイナーは完璧な仕事をします。
ところが。
不思議なことに発注者は満足してないんですよ。
「あのデザイナーは言われたことにしか対応してくれない」
こういう評価なんです。
恐ろしいと思いませんか?
お客様の指示通りに仕事をしたのに満足度が低いなんて。
クリエイティブな業務にはしばしばこういうことが起こります。
理由は簡単でコミュニケーション不足。
お互いの役割やゴール設定の認識が双方で違うからです。
つまり、相手の言うことを聞いちゃいかんのです。
クライアントが「赤がいい」と要求しても
「いや、だめです。これは青が正しいんです」と突っぱねないと。
デザイナーの仕事はクライアントの言うことを聞くことではなく、
クライアントが求める本質的な課題に向き合うこと。
ここで言えば、反響を得るホームページを制作することです。
そのためにはとことん喧嘩しても良いと思います。
ゴールを設定して、そのゴールに向かうためにどういうルートでいくか。
本人の思いと、プロとしての知見。
ゴールへ向かう共通認識があれば、ぶつかってもいいじゃないですか。
というわけで、今回の相談では
とことん喧嘩していくことをおすすめしました。
相談後に発注者(クライアント側)からお礼のLINEが届きました。
「島中さんの言葉にかなり気づきがあったみたいで
あれから5時過ぎまでデザイナーが興奮気味でした。
以後、乞うご期待です!笑」
こういうお客様の声はめっちゃ勇気をいただきますね。
ありがとうございます!