年度末からゴールデンウィークに至るまで公私共に充実しすぎていてキャパオーバー気味でしたが、少し落ち着いてきました。数ある場面でまだ心が追いついていない、成長できていないことも実感し、至らぬ自分に凹むこともありました。
感情のコントロール、思考のコントロール、気づいたら修正するようにしています。
気づくってことは=修正できるってことで、違う言い方をすれば「伸び代がある」のですけどインナーマッスルが足りていません。
そう。
気づいても修正できないって場合もあるんですよ。人間が未熟だから。
凹んで傷ついて心の筋肉を増強していくことも合わせて必要になってきますね。
馬に水を飲ませられない!
以前もここでお話ししたと思うのですが書籍「嫌われる勇気」の中で課題分離の話が出てきます。
それは誰が解決すべき課題なのかを見極め人の課題に踏み込むなという事なのですがこれがやっぱり難しい。
特に私の場合、我が強いので押し付けや強制してしまうこともあるのです。
喉が渇いている馬を水辺に連れてくることはできるけれど、実際に馬が水を飲むかどうかはわからないのです。
喉が渇いているのなら飲めばいいじゃん。
それはこちらの勝手な解釈で、もしかして馬にとって「喉が渇いている」ことは表面的な課題であり、本当の課題ではないかも。
変な表現ではありますが、馬自体が喉が渇いていることを自覚しているかどうかも実際のところはわかりません。
いつでも水が飲める環境を作りつつ、私は待つことしかできません。頭を強引に川に押し付けても、首根っこ掴んでバケツの水を流し込んでも飲むか飲まないかは馬が決めることなんです。
結局のところ、相手ができることと自分ができることをしっかり線引きしてこちらがその線を自覚するしかないのです。
喉が渇いて苦しいだろうとこっちで勝手に思い込まないこと。
水辺に連れて行った後は信じて待つこと。
自分の感情に左右されることなく、これができると大概の人間関係の課題は解決します。
───本日はここまで。
今週のリラックスタイム
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何もしてない奴が「じゃあ、お前ちょっとこれをやってみな」って誰かに言われることはあり得ない。普段から何かをやり続けているから、誰かの目にとまって声をかけられるんだ。
(お笑い芸人:志村けん)
本当に有難いことに「これやりたいのでぜひ私にこの仕事させてください」なんて営業することなくコンスタントに仕事が続いております。むちゃくちゃ儲けている訳ではありませんけど、逆に昨年度は赤字でございましたがそれでも今日現在まで株式会社ブリングと一般社団法人PLUCKを運営しスタッフも数名雇用できております。
それはやっぱり動いているからなんです。
何かしら動いているのを公開することは、イコール営業活動にもなるんですね。
例えば私の場合こんな情報公開が仕事に繋がってきます。
事例1:今こんな地域にいますとか、そんな感じのFacebook記事を書いた事で島中さんはいろんな地域に行っている=地域の事情に詳しい。というイメージを向こうで勝手に抱いてくれるんです。
依頼:地域づくりにおけるコミュニティビジネスの事例を話せる人(講師)を紹介してほしい。その後に地域の方々と伴走しながら自立に協力してほしい。…ということがありました。先週の話です。今後どうなるかわかりませんが。
他には…
事例2:講演した記事をアップした事で、島中さんという人は何の仕事をしているかわからないけれども、どこかから依頼があって、何かについて話しているんだな。そういうレベルのコンテンツを持っている人なんだなと認識してもらえるのです。
依頼:市民活動支援に掛かる講座にて講師をしてほしい。
こういうことがほとんどなので結局は「何屋かわからない」状態になるんです。企業や人の解決すべき課題は千差万別で、その解決方法も当然千差万別なんです。
私がもしメガネ屋さんであれば解決方法はメガネを提供することになりますし、ラーメン屋さんなら美味しいラーメンを提供することが課題解決の手段・手法となるわけです。
あなたは何屋さんですか?
その答えこそがあなたのお客さまの課題を解決するための手段であり、あなたの武器となるわけです。
今書いてて思ったのですが、そういう意味でいえば、私は「課題解決の手法」を多く持っているということになりますね。ただそれが「見えていない」ってだけで。
なるほど。やっぱりこうして書くことは重要ですね。考えを可視化することで新しい発想が生まれてきました。
私はたくさんの武器を持っているんだ…見えていないだけ、気づいていないだけで。ちょっと勇気が湧いてきました。笑
…というわけで今週号はお終いです。
楽しい一週間をお過ごしください!!!