10月31日に日南市の地域連携組織の会員を対象とした地域づくり講演会を企画中。
これを書いている時点ではまだ未確定な部分があり公開できませんが、地域の方に行政に頼ることなく団体活動を行うために必要なことを話してもらう予定です。
団体との交渉、プレゼン資料づくり、当日のファシリテートまで行う予定ですが、もちろんボランティアです!涙
誰のために、何のために
地域で自立して活動している団体の見本としてお話ししていただくのは南郷町の団体もえる商忘団の竹本政憲さんです。
私の地域活動のきっかけとなった人です。
前回は平均年齢70の渡川まんま(美郷町)に来ていただき、どんな活動をどんな感じでやっているのか、そもそもなぜやるのかきっかけは何だったのか等々を話してもらいました。
その時はファシリテーター兼お世話係として若手の渡川ONE(どがわん)を呼びスライド等のサポートをしてもらいました。
今回はその役目を私がしようと思います。
もえる商忘団とはその名の通り、商いを忘れて利潤を追求せず。
地域文化への貢献、ひいては日南市の活性化の一助を担えばと市内の自営業者を中心に結成された任意団体です。
彼らが凄いのは本当に地域に根ざした活動でイベント費の捻出から当日の運営まですべて自分たちの手作りってこと。
この前は花火大会を開催しましたが、事業費は300万円ですよ?300万円!!!
自分たちだけでやれてるってのは衝撃!
私も5年程前まで「事務局長」として、団体をサポートしていましたので、その裏側とか実情とかも知っていますが、やっぱり凄いとしか言いようがない。
日南市南郷町においてこれだけの活動をもう20年以上継続していることも衝撃!
一方でこの活動には賛否両論あります。活動が大きくなればなるほど様々な意見が出てくるものですから。
イベント費を捻出するために地域の店舗に協賛金をもらいに行きます。
1000円、2000円といったお金を事業費として協賛してくださいと団員が1軒1軒お願いに行くのですが、正直気持ちよく「地域のために頑張って!応援してる!」と全員が協賛してくれるわけではなく…舌打ちしながらしぶしぶと協賛金を払う方もいらっしゃいます。
経済状況の厳しい時代ですから、それも理解できるんですよ。
厳しい中で生活しているので、地域のイベントになぜ自分の店がお金を払わないといかんのかと。
(もちろん強制していないのですが)
そうすると団員のモチベーションも持続しません。
心が折れます。当然ですね。
プラスのことも、マイナスのことも。全部含めて。それでも。
竹本団長は団員と共にまっすぐに進みます。
どこを目指しているのか。
そのモチベーションはどこから来るのか。
私自身も再度話を聞いて刺激と勇気をもらいたいと思います。
───本日はここまで。
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学びの多い、充実した一週間を。
今週のリラックスタイム
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あなた方は進歩し続けない限りは退歩していることになるのです。
目標を高く掲げなさい。
(看護教育者:ナイチンゲール)
地域活動のきっかけをくれた竹本さん。
その方の素晴らしさを多くの方に知ってもらいたいと思います。
彼に教えてもらったことは私の原動力となっています。
先ほども書きましたけれど団体の活動には賛否両論あります。私も負の感情に陥ったこともありますので理解できます。
それでも私は尊敬しているのです。彼は掛け値無しに凄いなと思えるのです。
脇目も振らずに目的を完遂するために少しずつ仲間と共に全身する姿。
そこにある想いを知っているからこそ、応援したくなるのです。
…というわけで今週号はお終いです。
楽しい一週間をお過ごしください!!!