吉本のお笑い芸人である東野幸治の
この素晴らしき世界を読みました。
いろんな芸人さんの活動の経緯や裏事情、
思わず爆笑してしまうエピソードの数々。
かと思えば、ホロリとさせるものも。
この人の「面白さ」の基準にはかなりの
毒があるのですが、嫌われないってのが
はやり奥底に「敬意」があるからですね。
芸人愛と言っても良いかもしれません。
それから表裏がないのがいいですね。
思っていることをズバッと言う。
これってできそうでなかなかできない。
芸人の不幸なエピソード(それは芸人に
とっては美味しいネタなのです)が
いろいろと書いてあるのですが、
これ本に書いて大丈夫か?と心配になるほど。
それを腹がよじれるほど面白がって
その芸人に何度も「あの話して!」と
リクエストするというから凄いもんです。
「あれ?この人本当はいい人では?」
と思わず勘違いしてしまうようで、
キングコング西野も書籍の中で何度も
騙されて来たと書いていました。笑
それでも章の最後にはその芸人さんの
コメントが掲載されているのですから
内容について許可を得ているということでしょう。
芸人の中でも独特の立ち位置を確保していて
それも勉強になりますね。
…ではまた来週!