友人の吉井千周さんからエールをいただきました。
このブログについての叱咤激励です!感謝!
ブログを読むと驚きます。
再認識どころじゃない。
自分は果たして「その通り」なのか?
思わず自問自答せずにはいられません…。
あ、はじめまして。島中星輝です。^^
オヤジギャグがたまに滑る日南の変態です。
今後ともどうぞよろしくお願いします。
そのイベントは誰のもの?
夏休みに入りましたね。雨だらけの7月だったので
今年の夏はムチャクチャ暑くなりそうです。
夏の恒例行事は西米良村のやまびこ花火大会です。
もうかれこれ5年は通っているでしょうか。
きっかけは私が主催した地域づくりセミナーです。
串間市にて「世代交代」と「情報発信」をテーマに
現場で奮闘している若手に話をしてもらいました。
1人は大分県の湯布院温泉観光協会の副会長で、
もう1人は当時西米良村観光協会の吉丸和弘さん。
想像以上に充実したセミナーになりました。
若手にこんなに実力がある人がいるんだ!
しかも1人はあの西米良村に!
あの時は本当に興奮しました。
私は南郷町の地域づくり団体「もえる商忘団」に
所属しておりますが、この商忘団のイベントに
栄松ビーチから見える小さな島を舞台にした
花火大会(通称:島影花火)があります。
メンバーが市内の店舗を1軒ずつ回って協賛金を
集めてくるのですが、その額なんと80万円!
協賛金2000円、3000円の積み重ねで80万円!
ボランティアで100軒以上の店舗から集金活動、
行政の補助を受けない独自の活動ってのが凄い。
…とは言うものの、花火大会での予算が80万って
かなり少ない額なのです。当然、花火も小さいです。
そんな時に吉丸さんから西米良村の花火大会について
話を伺うことができたのです。他の地域の花火大会が
どのような仕組みで開催されているのか興味深々。
話を聞いてものすごく感銘を受けました。
人口1000人弱の西米良村の花火大会では協賛金が
年々増えているという事実を知ったからです。
また花火大会の最後には思わずホロリと涙が…。
何故か?ここでは言いません。週末の花火大会に
実際に参加して体験してみてください。
それだけの価値がある花火大会です。
まだまだ西米良村の花火大会の取り組みについて
ご紹介したいことがあるのですが、紙面がまったく
足りないのでまた時間があるときに。^^
最後に1つだけ伝えさせてください。
花火大会も終了し、家族で駐車場まで歩いている
ときのことです。
自宅の縁側に座りながら花火大会を楽しんでいたと
思われるお婆ちゃんがこちらを見ながら一言。
「見にきてくれて、ありがとうね」
ズキューーーーン!!!!!と響きました。
このお婆ちゃんの感覚。おそらく村民のほとんどの
感情を表すものだったと思います。
花火の見物客への感謝ですよ。
凄いと思いません?
その感覚はイベントの主催者でないと持てません。
普通であれば、自分の住む地域で花火大会が開催
されたとしても、感覚は「お客様」だったりします。
しかし、このお婆ちゃんは違ったのです。
私の住む村に遊びに来てくれて、村の自慢の
花火大会を見てくれてありがとうと感謝するのです。
西米良村の花火大会は誰のものでしょう?
お婆ちゃんには「自分を含めた地域のもの」という
認識が誰に教えられるでもなく備わっていた。
西米良村、恐るべし。
村民たちが一体になっている感じがします。
地域の花火大会を見に行ったあなた。
周囲の見物客に感謝の気持ちを抱きましたか?
あなたの地域の花火大会はいったい誰が、
何のために催しているのでしょう。
───本日はここまで。
花火大会といえば日南市酒谷のやまびこ花火大会も
有名ですね。こちらも時間を割いて見に行きます。
こちらは西米良村とは全く違うアプローチの
花火大会をやっています。
私はこの2つの花火大会を通してイベントにおける
ストーリーの重要性や演出を考えるようになりました。
夏が始まります。
せっかくですから2つとも参加してその違いが
何なのかを体感してみてはいかがでしょう?
それでは今週もはりきって参りましょう!