先週は石川県にて開催された全国地域づくり団体
研修交流会に事務局と児湯ブロックの方々と共に
参加してきました。がっつり楽しんできました。
地域づくりとの関わりは先週のブログで
お伝えした「もえる商忘団」、そして団長である
竹本政憲さんとの出会いからです。
その竹本さんとの出会いは日南市南郷町で開催した
私のチラシセミナーがきっかけです。当時、彼は
南郷町商工会の副会長でしたので。
そこから人生の歯車が狂いだした(?)のです。
地域イベントのマーケティングとは?
当時は仕事も暇だったので南郷商工会からの依頼が
有難く張り切ってセミナーをしたものです。その
せいで、かなりスベってしまいましたけどね。
その依頼者だった竹本さんから
という電話をいただいたのです。
その時の私の心境はというと…正直に言いますが、
「面倒臭いなぁ~」というものでした。
ひどいな…
何せ当時は仕事もなく、人との交流もなく、生粋の
ひきこもりでしたからね。億劫だったんです。
南郷町のイベントで、ゲストも知らないバンドだし、
どうせ行っても観客いないだろうし、その中で
主催者の竹本さんに気を使いながら音楽聴くって、
何のメリットがあるんだろうって思ったんです。
いやぁ、子守りしなきゃいけないので、
ほんの少ししか顔を出せないけど…
いいですか?
一応セミナーを企画してくれたお客さんだったので
断らないまでもスグに帰る「言い訳」を準備して
南郷ハートフルセンターに行ったんです。
ところが中に入ると…超満員。パイプ椅子も通路に
設置してありました。そして更に驚いたのは観客が
地域のおじいちゃん、おばあちゃんだったことです。
五木ひろしが来るなら、SMAPが来るなら、私にも
理解できるのですが、誰も知らない枕崎で活動する
オヤジバンドですよ?
その光景に衝撃が走りました。
これね。商売と一緒です。
いわゆる営業活動です。
商品:枕崎で活躍する無名オヤジバンドのチケット
料金:シングル席 2,000円程度(だったような)
商圏:南郷町(ハートフルセンターに来れる範囲)
期間:約2ヶ月(販売から音楽祭当日まで)
数量:400枚(会場の座席数)
あなたが営業マンだったら、どのような行動で
チケットを売りますか?考えてみてください。
・テレビCM?
・ラジオ広告?
・回覧板?
・口コミ?
もえる商忘団が恐ろしいのは20年以上に渡る地域に
根ざした活動でチケットを販売しているって事です。
そして、そのほとんどが「完売」に近い状況。
さぁ、その驚くべき販売手法とは…
───本日はここまで。
石川県で開催された全国地域づくり大会ですが
研修は良かったのですが(ブログで共有します)、
交流会が個人的に残念でした…
新幹線開通で盛り上がる金沢駅近くの居酒屋で
飲み放題というプランだったのですが、なぜか
メニューに書いてある「生ビール」が置いてない、
石川県ならではの特産品がない、日本酒だって
一種類しかなく、しかも東京原産…(汗)
駅周辺の開発が遅れていて30名近くの座席数を
確保できる居酒屋がチェーン店しかないというのが
主催者から聞いた愚痴でございました。
食と地域づくりは、やはり密接に絡んでるんですね。
宮崎大会が開催されたら、どんな感じかな?
それでは今週もはりきって参りましょう!
音楽祭をやるんですけど、ちょっと来ませんか?