仲間と共にある事業の公募に手を挙げようとしています。
DMOとか観光地域づくりという
聞きなれないキーワードが連なり、
なかなかビジョンも見えません。
こちらではなく、あちらの…です。
それでも地域が活性化するならば責任を持って、
有効に活用したいと思いシコシコと書類を作成して
いるところです。
そんな時にFacebookに掲載された
4年前の自分の過去記事が目にとまりました。
歴史は繰り返す…のか?
2012年5月某日。
私が副会長を務める某協議会の
役員会がありました。
副会長といっても昨年度は定例会にも
殆ど出席できていませんでした。
総会に際しての打合せだったの
ですがいつの間にか?同然の如く?
来年度以降の運営をどうするか?
についての協議になりました。
協議会は観光農園や地域づくり団体が集まって
地域資源を活かした体験型商品を開発し、
持続的に運営することにより、
交流人口を増やしていこうというのが目的です。
3年前(2009年)から参加させていただいてますが、
それから少しだけ自然体験に興味を持ち、
2年程前には
グリーンツーリズムインストラクターの資格も取得しました。
…ひきこもりの私が。(笑)
3年間、宮崎県の補助事業として
独立を目標に運営してきており、
事務局の運営費や人件費など活動しやすい環境にあったのですが、
その事業も昨年度で終わりました。
昨年は約700名の方に地域資源を満喫していただきました。
3年前は0名だったことを考えれば
スゴイ実績だと思います。
しかし残念ながら、それでも採算が合わず、
運営独立のめどがたたないというのが現状です。
今年は日南市の補助をいただくようですが、
3年前は盛り上がっていた団体メンバーも
1人減り、2人減り…
実績から鑑みると未来の展望が見えづらく、
いつの間にか、すすり泣きが聞こえる
「異様に暗い打合せ」となってしまいました。
やり方や仕組みにも問題があるのでしょうが、
単純に交流人口が2倍になっても運営できない計算です。
事務局のおばちゃん
(実践者でありグリーンツーリズムインストラクターでもあります)は
くやし涙を流していました。
「これはダメやろ」
「もう無理やっちゃないか?」
「どんげもならん…」
そのような状況の中で、
私たちは何をどうすれば良いのか?
私の中にさまざまなアイディアが
湧いてきましたが、同時にそれを
実践できない「言い訳」もたくさん出てきました。
「でもなぁ…」恥ずかしながら、
私は言い訳の天才ですから。
今年度から私が会長になり新体制
で活動することになりそうな感じです。
(総会で会員の承認を受けてから)
非常に肩の荷が重いのですが、
未来への責任を背負うってもしかして、
こういうことなのでしょうか。
無知で経験もない私にできることがあるとすれば、
まずは仲間を見つけ、集め、みんなで楽しむこと。
そして、いろんな人の力を貸してもらうこと。
協働?連携?団結?
どんな形でも良いので仲間と共に夢を
分かち合いたいと思います。
苦しいことも多いです。
負担も大きいです。
お金もないです。
何でオレが?
って思うことも多々あります。
いろんな団体でいろんな活動に関わらせてもらっていますが、
今もそういう心境で活動しているのが実情です。
それでも前に進むしかありませんよね?
まずは楽しむしかありませんよね?
よっしゃ!!!!!
楽しいことやりたい人、この指とーまれ♪
ーーーーー
以上が4年前の記事です。
あの協議会は今は存在していません。
いわゆる自然消滅です。跡形もなく。
何人かのメンバーが他の地域と連携して
ツーリズム団体を立ち上げたみたいですが、
1年が経過して少しずつ活動が停滞しはじめています。
「事務局をお願いできないか?」
なんて連絡が私に来ましたから。
さすがに「無償で」とのことでした
ので丁重にお断りしましたけど。
そんな中、懐かしくFacebook過去記事を読んで
非常に驚きました!
あららら…(汗)
今も同じ事をやろうとしている…
笑ってしまうくらい私も行政も
成長できていない部分があるんだな。
そう考えざるをえませんでした。
でも。
それでも過去と違っていることが
1つだけあるとすれば仲間です。
今の私には心強い仲間がいます。
「日南変態ファイターズ」
繁華街では夜な夜なそう呼ばれて
いますが(いや名乗っているのか)
いろんな才能に長けた、ユーモア
と情熱溢れる地域の仲間たち。
もしかしたら、この仲間たちと
活動したなら4年前から変わらず
続いている負の連鎖を断ち切れるかもしれません。
もちろん相当の
覚悟は必要だと思われますが。
考える前に走り始めるしかないですね。
過去を振り返っても仕方のないことですし。
今度は仲間と共に楽しみながら、
涙を流しながら、歯を食いしばり
ながら実践していきます。
今週の名言
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☆P・ドラッカー(経営学者)
問題解決を図るよりも、
新しい機会に着目して創造せよ。
私たちが事業を活用して創造して
いきたいのは地域の活性化ですが
じゃあそれは何かと言えば、私は
人材育成だと思っているのです。
どんな人がその地域にいるのか?
たった1人の魅力が地域から発信されることで
周囲への影響はガラッと
変わっていくのではないかな。
地域づくり活動に関わっていくことで
たくさんの魅力的な人たちと知り合えました。
だからこそ私は他の
都道府県よりも宮崎が大好きです。
地域づくりは人づくり。
地域で活動するってことは、その
地域にいる魅力的な人を発掘して
一緒に何かを始めることです。
夢と希望とユーモアを持って
突き進んでいきたいと思います。
では今週も張り切って参りましょう!
よろしくお願いします!