28年間よりも長い1日を過ごす。あなたの生命の充実度とは?

SMAPの草薙剛くんが主演のドラマ

「僕の生きる道」
あれ、大好きだったんですよ。

人生をなんとなく無意味に生きてきた28歳の青年が
ある日余命1年と宣告されます。最初は自暴自棄に
なりますが少しずつ日々の生活の中に生きる意味を
見出していくという内容でした。

Wikipediaによると2003年のドラマなので、もう
12年経過しています。しかし、胸の奥にズーンと
響いてくる何とも言えない感情は残っています。

友人からそれに近い体験をしたことを聞きました。
その「近い体験」もわずか半年前のことです。

28年間よりも長い1日とは?

今年の3月のことです。

定期的に行っている検査で異常な数値が出ており、
もしかしたらガンの可能性もある…的な衝撃の告知。

精密検査の結果としては大丈夫だったらしいのですが
友人は告知から3日間かけて悩みに悩んだといいます。

 

あと50年は続くだろうと(勝手に)思っていた
自分の人生があと半年で終わってしまう…

あまりにも衝撃の告知だったために自分で処理
できないのに、心配かけちゃいけないから両親にも
相談できず、恋人も頼りにできず、独りで悶々と
3日間苦しみ抜いたそうです。

 

自己啓発セミナーではよくあるワークのテーマです。

私もそういう設問に妄想したことがあります。

また友人も医療系の仕事をしているためガンと
闘っている患者さんとも数多く接してきていました。

患者や命についてわかったふりしていたけれど、
恥ずかしいくらいに何も理解できていなかった…
と初めて命について外側と内側で考えたそうです。

「もしも、自分が◯◯だったなら…」なんてのは
実際リアルに欠けるし、想像が難しいものです。

それは想像力がないというのではなく、当然の事と
して体験した事がないから想像ができないんです。

週末もテレビで「永遠の0」が放送されていました。

特攻隊の話で私も涙を流しながら観ておりましたが
特攻に向かう若者たちの苦悩や愛国心の深さは
戦争という極限状態を体験したことのない私には
理解することすら出来ませんでした。

ただ想像以上にズシリと重く、ギリギリと悔しく、
苦しく、悲しい時間を過ごしたのだとは思います。

その時間をくぐり抜けて来た人ってのを尊敬します。

その人の苦しみは人間的な大きさ(深さ)に繋がる
ような気がします。ですから、その人と対峙した時
私という人間の薄っぺらさを見透かされたような
気がして、恥ずかしくなってしまいます。

「1日を大切に生きよう」

口先だけの言葉では意味がありません。
ググッと心の奥底にある想いが噴き出さないと
何の意味も、説得力もありません。

先述のドラマ「僕の生きる道」の中で28歳の青年は
様々な経験を通して主治医に言います。

「1日って28年よりも重いですよね」

心から思えるほど今日の命に感謝して生きれるか。
その境地になるべく早く辿り着きたいものです。

───本日はここまで。

西米良村のやまびこ花火大会に行ってきました。

シャトルバス係のお姉さんも花火大会を盛り上げる
ために西米良村情報を丁寧に発信してくれました。

西米良の花火大会、初めての方はいますか?
ありがとうございます。

このやまびこ花火大会は1200人の人口の村にとって
年に一度の大きなイベントとなります。おかげさまで
花火大会の時だけは人口が何倍にも膨れ上がります。

今年は宮崎市の大会とも日程が重なっていないため
昨年よりも多くの観覧者が来てくれそうです。
ちなみに昨年は12,000人が来場してくれました。

西米良村には温泉施設もあり、その泉質は美人の湯
としても有名でたくさんの方々にご利用いただいて
おります…。また小川作小屋村には四季御膳という…

なーんて感じでバスガイドのごとく西米良村の宣伝
を笑顔でやってくれるスタッフの女性。おそらくは
村役場の職員なんだろうなと思いますが、やはり
この辺りの教育というか地域への愛情が凄いです。

地元の花火大会でこんなこと聞いたことないです。

単に地元なんでシャトルバスに乗らないから?

地域創生って言葉は頻繁に聞きますが、実のところ
大切な部分ってここじゃないのかな?とも思ったり。

そんなこともぼんやりと考えた週末でした。

それでは今週もはりきって参りましょう!

 

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