一週間が早いですね。驚かされます。
先週は日南市外での仕事の連続で
移動距離だけで大変でした。
仕事も慎重に考えなければならない
事柄が多くオーバーヒート気味。
まだまだ修行が足りません。
それは私にまだ成長する見込みが
あるってことでもありますから
一歩ずつ、丁寧に、真摯に対応して
コツコツ邁進していきたいですね。
私は油断すると横柄に、浅はかに
なってしまう性格なので「謙虚」を
モットーに仕事に励みます。
時代がまわると評価もまわる
あるテレビ番組でおろし金について
特集をしていました。えぇ、あの
大根をおろす「おろし金」です。
プラスチックや大量生産のおろし金
では刃が同じ方向を向いているので
大根をおろしても溝が出来てしまい
向きを変えたり力を入れないと最後
まで上手くおろせません。
しかし銅板に手彫りで刃を起こした
匠のおろし金は違いました。
匠の刃は大きさも間隔も敢えて微妙
に変えてつくられています。
それが大根おろしの味にも深く影響
を与えているそうです。
刃の大きさ、間隔がバラバラなので
水分を必要以上に出さずに繊維も
綺麗に残っているようでした。
製作も集中力を要するため一日に
7本が限界とのこと。うーん凄い。
これを生業とするんだったら、
おろし金をいくらで販売しないと
商売として成り立たないのかな?
こんなのを観せられたら誰だって
匠のおろし金を使いたくなりますよ。
うん?待てよ?
テレビを観ていて思ったのですが
ほんの少し前までは世の中の全ての
おろし金をこうして製作していた筈。
そして時代が少しだけ進んで機械化、
大量生産になっていきました。
しかし、これって私たち消費者が
それを望んでいたからですよね。
(つまり購入していたから)
それが今になってやっぱり匠の
手作りのおろし金の方が良いって…。
大量生産の時代も「匠の技」の凄さ
に気づくための必要な時代だった?
価格の安さに流されてワーッ!と
経済が動いたという事実は確実に
日本を豊かにしてくれました。
大量生産、大量消費が良い悪いって
話をしたいのではないのです。
時代はグルグルとまわっていくんだ
という事を感じたって話です。
仕事だって、業界だって同じです。
時代がまわるってことは顧客の
意識・価値観もまわるってことです。
その都度、評価が変わります。
だからこそ、周囲に流されずに
コツコツと意識して仕事をしていく
必要があるのだと思います。
アナログ時計をイメージして下さい。
あなたが愚直に3時の場所に拘って
仕事をしているとします。
時計の針は「時代」です。
針は12時間で時計盤を一周します。
もちろん3時の場所も通過します。
つまり、時代がまわるってことは、
確実にあなたの時代がやってくる
ということにもなります。
でも針を追いかけたらダメです。
針を追い越すか、針に追い越される
ときにしか時代は巡ってきません。
12時間に確実に1回は訪れる時代。
コツコツと実力を、技術を、感性を
磨きながら奮闘して参りましょう。
私もそうなることを願って。
───本日はここまで。
11月21日から23日に開催する
移住・農林業体感ツアーですが、
ついに申し込みを解禁しました!
準備期間がかなり短かったので集客が
大変ですが、やるしかありません。
宮崎県の素晴らしさを関東の方々に
体感してもらうべく頑張ります。
詳しくは弊社の簡易サイトへ。
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明日は祝日で少しゆっくりと出来るかと
思っていたのですがやっぱり仕事です。
ガッツリと仕事です。目白押しです。
もっともっと修行をつみなさいって
ことなんでしょうね、きっと。
今週もはりきって参りましょう!