成長するためのノウハウ〜お笑い芸人が「面白さ」を捨てる時

お笑いコンビ「アンジャッシュ」の渡部建の
プレゼン能力って凄いと思いませんか?

バラエティに出演している映画告知のゲストよりも
面白い紹介で「その映画を観たい」と思わせます。
いわゆるプレゼンの達人ですね。

映画のターゲットをきちんと把握して、告知する
ポイントや裏情報などを小出しにしていきます。

こういう映画だから絶対面白いはずです。
これは観た方がいいですよ!と最後にクロージング。

 

島中星輝
島中星輝

きっちりと台本を作っているのか、アドリブなのか、
いずれにしてもストーリーと話芸がいいですね。

芸人が面白さを捨てる時

 

アンジャッシュの渡部建がおしゃれイズムに
ゲストとして出演していました。そこでの話。

アンジャッシュは一時期売れない時期がありました。

その時に腐ることなくいろんな勉強をしておこうと
美味しいご飯を食べたり、趣味を増やしていくことで
少しずつ雑学に明るくなったようです。

「どうやったら番組に呼んでもらえるか?」
とことん考えて至ったのが…笑いを捨てることでした。

 

笑いを捨てる?
お笑い芸人なのに???

 

それは一体どういうことか?

番組制作者の立場になって企画の意図を考える。
どういう想いで制作者は番組を作るのか考える。
どうしたら番組に「貢献」できるのか考える。

 

自分は面白いんだ!とアピールするよりも、
相手(番組制作者)にとっての面白さを理解する。

そうしたら少しずつ仕事が増えてきたとのこと。
すごく貴重な体験だし、学びですね。

いち出演者としての目線ではなく、制作者目線が
番組にとって一番重要だし、だからこそ番組さえ
面白くなれば自分という芸人の面白さを捨てても
構わないというのです。

自分の面白さでしのぎを削り、仕事をしている
お笑い芸人なのに、この考えに至るって凄いです。
個の面白さよりも、集の面白さを重視してますね。

これに気づくと周りの芸人を活かすことができます。
なんだか偉そうな発言ですが。(笑)

 

ビジネスに置き換えるなら社長が一番能力が高く
なくてもスタッフや協力会社をうまく活用して
高レベルの商品・サービスが提供できれば、
結果としてお客様は喜び、評価が上がります。

そもそも人間にはいろんな能力があり、得手不得手
だってあります。何を定義として一番能力が高いと
決めれるのでしょうか。

 

人気漫画ワンピースのルフィだって同じです。

剣が使えない、気象を読めない、料理が作れない、
だから俺には仲間が必要なんだと叫んでいます。

そんな仲間がいるからこそ上を目指せるのです。

人生を楽しむために、事業を成功させるために、
(個々の能力向上は必然ですが)大きな夢を抱き
前のめりに突き進んでいきたいものですね。

 

───本日はここまで。

ニュースレターの企画を考えている時が楽しいです。
最近、特にそう思うようになりました。

どちらかというとユーモアがあったり、どこか
ゆるい部分があった方が読者もストレスなく
ニュースレターを読んでくれます。

お堅い挨拶や四角四面の企業情報はあまりにも
「おりこうさん」過ぎてムズムズしてきちゃいます。

前回も言ったように作り手が楽しむからこそ、
受け取る側もその空気感みたいなものを感じます。
どんなニュースレターができるかワクワクです。

まだ企画段階でお見せできるようなものは完成して
いないのですが、ココで少しずつご紹介できれば
いいなと思っています。

島中星輝
島中星輝

首を長くしてお待ちくださいませ。

それでは今週も張り切って参りましょう!!!

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