故郷は遠きにありて思ふもの。ふるさとの未来について考える。

今年度より日南市の移住推進事業を受託することになりました。
スタッフを1人投入し、日南市への移住をバリバリ推進していく所存でございます。

 

元々は私もお隣の串間市からの移住者。活気溢れる地域での生活は刺激もあり、仲間たちも多くいてそれなりに楽しい。

 

もう移住して10年以上経過しますがあのまま串間市で生活していたら、一体どんな感じだったんでしょうか。そもそも生活できていたかどうかも怪しかったりしますので、やっぱり今がハッピーかなぁと感じています。

 

故郷は遠きにありて思ふもの

 

数年前も県の移住推進事業を受託したりと移住に関わることもあったのですが、実際、移住ってどうなんでしょうかね。地域にはいろんな人がいて、観光地があり、産業があるのでしょうけど、どこが良いなんて住んでみないとわかりません。

 

私は昔からふるさとが欲しかった。

若い頃から自分の居場所を探していました。

 

親の事情等もあり、何度か転校生になったことがあるから、その地域での繋がりがすごく羨ましく思うことが多かったような気がします。

 

地域にずっと住んでいる人からすれば一度くらい転校したかったと思われるかもしれませんが、私からすると苦い思い出がたくさんあります。だからできるだけ子どもたちを転校させたくはないなぁと思っていました。

しかし、最近は考えが変わってきました。

 

内気な少年が転校すると気苦労も多い。どうやってそのコミュニティに溶け込めば良いのか、方法もわからず悩むこともたくさんありました。

 

大変でした。必死でした。

やさぐれたこともありました。

 

自分自身の存在を疎ましく思うことも。でも、だからこそ。

だからこそ、スイッチを入れれば強引にコミュニティに入っていける術を身につけることができているのかもしれません。
だからこそ、大人になった今たくさんの尊敬すべき仲間たちに囲まれているのかもしれません。

 

重く苦しい過去を肯定できたら、思考が変わります。

子どもたちの順応性の高さを信じてみてもいいんじゃないかって。

実際、子どもたちは自分で未来を選択し、元気に生きています。やりたいことをやりたいようにやってます。

 

島中星輝
島中星輝

…おそらく。笑

 

私は過保護になっているのかもしれない。

自分の過去のトラウマが子どもたちを不自由にしていたのかもしれない。意味は自分でみつけるもの。過去だって変えられるから。

 

将来、子どもたちがどの地域に住んだとしても彼らのふるさとは日南市です。そのふるさとを活気づけるのが私の使命。

 

移住してくる方々の未来のためにもふるさと日南市を大切にしたいですね。

 

───本日はここまで。

 

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今週のリラックスタイム
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仏壇のじいちゃんに挨拶した?って外出前に母に言われて、仏壇に挨拶したらいいのか墓に挨拶したらいいのか…って言ったら、
「仏壇はタブレット、墓はデスクトップ、おじいちゃんはクラウドに保存されている。今からデスクトップをアップデートしに行く」
と言われてなんか納得した。
(twitterより)

定期的にお墓参りをしています。
御朱印をもらいに神社仏閣も巡ります。般若心経だって読みます。そんなことを言うと、どういう訳か、「島中さんって意外と信心深いんですね」なんて言われることもあります。
全くそんなつもりはありません。私は宗教のことはよくわかりません。

塩狩峠の著者である三浦綾子さんや社団法人の理事をお願いしている友人、以前の職場の同僚はキリスト教です。他人の宗教は知っているのに自分の家が何の宗教なのかということさえ知らず。…仏壇があったから仏教だろうけど。

 

どの宗教であったとしても自らのルーツ、つまりご先祖様に対して愛情というか、感謝の気持ちは持たないとなぁと思っています。いや義務という話ではなくて。

 

ウチの父親のお寺は妻の祖父母のお寺でもあるので、嫁側の方に手を合わせたりすることも自然です。だって妻の祖父母がいなかったら妻は誕生していない訳ですから。

 

そういうご縁がいくつも重なり、必然となり今こうして生きているわけです。

そう考えると「生きる」ってただそれだけでなんだか凄いことなんだなと実感するのです。

 

…というわけで今週のブログは終了です。
楽しい一週間をお過ごしください!!!

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