あなたのお客様は誰?建物や頭の中を飛び越えて世の中をまず知ろう!

昨年度、宮崎県から受託した「移住推進事業」ですが、
先週末に報告書一式をなんとか無事に提出できました。

ホッとしましたねぇ。

さまざまな方々に支えられて、実績を1つ残せたことが
本当に有り難く、これからも心を新たに頑張ろうと思えました。

県庁に行った際に、新年度の挨拶も兼ねて
知り合いの職員さんのところにも顔を出してみました。

以前、日南市の地域づくりにも関わっていた方で
私もいろんなアドバイスをいただく兄貴的存在の方ですが、
今回もまた挨拶もそこそこに相談に乗っていただきました。

客観的に、かつ的確な意見を言ってくれる人は貴重です。

相談(雑談?)の中でその方にピシャリと言われたのは、
ストンと胸に落ちて納得のできる言葉でした。

それはあなたの会社(ブリング)に

力がないと判断されたからだよ

 

本当に力があるかどうかではなく、実態がどうこうではなく、
単純にお客様にそう思われているから、
結果としての「今」の状況があるということです。

スッキリしました。単なる実力不足です。

もっと情報発信をして、もっと実績を積んで、
もっと多くの方と仕事をしていかなきゃと思いました。

お客様は誰ですか?

地域づくり活動を通して、行政との関わりも多くなりました。
友人にも何人も行政マンがいます。

類は友を呼ぶという訳でもないのでしょうが、
ありがたいことに私の周囲には明るく接しやすい行政マンが
多いような気がします。

さらに言うならエネルギッシュだったり、
普段はおちゃらけているものの業務には超真面目だったり、
情熱を持ってたりと非常に前向きな人が多い。

ある行政マンは話しだしたら止まらない性格で、
打ち合わせっていう名目で呼び出した私に対して
6時間くらいぶっ通しで自分の話をしたり…ということも。^^

駆け込み寺っていうわけではありませんが、
何故か「話したい人」がよく来るんですよ、うちの事務所。

ところで…

春です。

一般企業や行政にも新人さんがいらっしゃることでしょう。

出来ることなら「会社の外」の人との交流をできるだけ
たくさん作ってもらいたいなと思っています。

それが自己成長に繋がるからです。

多くの人と知り合うことで「常識」の幅や価値観が広がり、
それを仕事に活かすことが出来るからです。

行政マンの「お客様」は誰ですか?
顔がちゃんと見えてますか?

その人がどのような生活を送っていて、
どんな暮らしを望んでいるのかを知っていますか?

その人の生活を守るために、豊かにするために
あなたはどのような政策を、地域をつくるのですか?

企業の「お客様」は誰ですか?
どこにいる、どんな世代の、どういう価値観の方ですか?

その人の人生をワクワクさせるために
あなたはどのような商品・サービスを提供するのですか?

私は以前、家電ショップで働いていたことがあります。

3年間という短い期間ではありましたが、
トップの成績もとれましたし、フロア長として部下も持ちましたし、
パソコン担当だったり、白物家電担当だったりと
それなりに、そこそこ楽しい職場でした。

しかし今思うのは、
なんて狭い世界で働いていたのだろう、ということです。

 

島中星輝
島中星輝

誤解しないでくださいね。
あくまでも私が「当時の自分」にそう思うってことです

 

毎日、自宅と職場の往復。
私の「世間」とは、「店舗の中」でした。

人間は刺激を受けることで「成長」するのです。

毎日同じ人と顔を合わせ、同じ作業をすることで
人生が充実し、楽しくなるわけがない。

今の私だったら、仕事を楽しくするために何をするか
考えると思うのですが、当時の私には思い浮かびませんでした。

性別、年齢、職種、地域、家族構成、常識、価値観。

自分とは違う考え方、ものの捉え方をする人たちがいる。
そういう事実がわかるだけでも成長できます。
他人の主張を受け入れ、理解しようとする姿勢が生まれます。

最近ビジネスに必要なものは知識やノウハウよりも、
コミュニケーション能力なのではないかと感じるようになりました。

 人との関わり方、接し方、態度こそが
 コミュニケーションの本質ではないかと思うのです。

私も人見知りする性格なのですが、多くの人と語り、飲み、笑い、
自分の器を大きくしていきたいと思います。

 

───本日はここまで。

価値観が違うというのは良い、悪いではないのです。

映画だって同じです。
あなたにとって、どんなにつまらない映画だったとしても、
その監督は「この映画は最高だ」と思っているのです。

学生時代に「この映画は最高だ」と絶賛したことがあります。

ビデオレンタル屋でバイトしていたこともあって
顔見知りのお客さんや会う友人に勧めていました。

大好きな俳優ケビン・ベーコンとジュリア・ロバーツ、
数年前に人気だったアメリカのテレビ番組
24 -TWENTY FOUR-のキーファー・サザーランドが共演していた
「フラットライナーズ」という作品です。

ところが、です。

数年経って、再度その映画を観たときに思ったのは、

 

島中星輝
島中星輝

なんちゅーつまらん映画なんだ!汗

価値観って変わるんだなと、そのとき初めて知りました。
そして、だからこそ「今」に価値があるのですね。^^

今週も張り切って参りましょう!!!

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