野の花画廊のデザイン室長、
我らが「団長」こと小林春陽さんに
プロフィール写真を撮影してもらいました。
小林春陽さん(野の花画廊ホームページ)
冬らしさのある雰囲気で、
後は小林さんのセンスにおまかせ!
という乱暴な注文ではありましたが素敵な写真ができました。
小林団長、素晴らしい写真をありがとうございます!
人は誰でも自らを客観的に見つめることができません。
自分自身が周囲にどのような印象(イメージ)を与えているのか、
持たれているのかを知るのって難しいってことです。
小林団長がどのようなフィルターを通して私を撮影したのか、
あえてここでは書きません。
Facebookにアップしているのですが実にいろんな
コメントが飛び交っております。^^
どうぞ、皆さんの都合の良い印象をお持ちください。
時間と情報は比例する
土日と、地域づくりネットワーク協議会のイベントである
団体交流研修会にスタッフ参加してきました。
団体交流研修会とは協議会に参加している県内の198団体が
「一年に一度は集まって交流しようよ」という趣旨のもと、
毎年県内のどこかを舞台に地域づくりワークショップと
意見交換&交流会を行なうものです。
3年前が串間市、2年前が新富町、1年前が五ヶ瀬&高千穂、
そして今年が綾町&国富町が舞台。
コースが3つ別れており、私は「綾コース」の担当でした。
こちらで印象に残ったのはこの言葉です。
「食事はコミュニケーションツールだ」
女性を誘う時に「食事に行きませんか?」と言いますよね?
それは食べるという行為が食欲を満たす手段ではなく、
相手がどのような人間なのかを知ったり、言葉のやりとりを
楽しんだりするための手段だからだそうです。
だから「食事は済ますではなく、過ごす」が正しいとのこと。
なるほど!これは面白い。
・上畑(うわばた)地区でのフットパス
上畑地区の方々は2年程前から地域の宝探しを行い、
コツコツとその宝を磨いて来ました。
そして地域の水神さまとか、言い伝え、ムジナの住む穴、
水路、神社等の宝を1枚のマップに落とし込みました。
子ども達も非常に熱心で登校日ならぬ、
登館日があるそうです。
登館日ってわかります?
公民館に行く日とのことです。^^
そのマップを何とか活かせないかとたどり着いたのが
今回のフットパス。
フットパスとはイギリス伝承の
「歩くことを楽しむための道」で昨今の地域づくりでは
低コストの商品・イベントとして開発ができるため、
取り組みを始めている団体も多いようです。
私も参加者の皆さんと90分のコースを楽しみました。
時間と情報は比例します。90分コースを車で走れば、
ほんの10分程度の時間で済みます。
しかし、フットパスの醍醐味は歩くことにあります。
肌寒い風、肥料のまじった土、川のせせらぎや鳥のさえずり。
ゆっくりと時間を掛けるからこそ五感に響いて来ます。
一歩一歩が地域の情報として心に、身体に直接伝わってきます。
よそ者であるはずの参加者が懐かしさを感じ、
この地域に入り込み瞬間でもあります。
地域を歩くと、その地域に誰しもが愛着を持つのです。
その後、公民館に立ち寄りガイドをしてくれた館長さんに
いろいろとお話をお伺いしましたが、意外だったのが
フットパスをもっと活用していきたいというものではなく、
地図を活かすための手法がフットパスだったということ。
フットパスに取り組んでいる団体とは
「目的と手段が反対」というのが個人的には新鮮でした。
他のフットパスと比べようとは思わない。
自分たちのペースで無理なく、少しずつやっていきたい。
軸がブレていない考え方がしっかりした館長さんで、
ものすごく勉強になりました。
実際に動いている方のお話にはやはり重みがありますね。
───本日はここまで。
久しぶりに地域に出たような気がします。
やはり楽しいですね。
地域づくりネットワーク協議会に携わるようになり、
たくさんの地域づくり実践者と出会って来ました。
皆、前向きで明るい方ばかり。
そして何より地域づくりを愉しんでいます。
楽しむ、ではなく愉しむ。
ワイワイと仲間たちとどんちゃん騒ぎのように
地域づくりに携わる「楽しむ」ではなく、
キツいこと、大変なこと、試行錯誤も含めて、受け入れて
それでも笑顔で前を向いて行動するという意味での
「愉しむ」です。
今回も地域づくりの方々に刺激と元気をいただきました。
ありがとうございます。
それでは、皆さん。
今週も張り切って参りましょう!!!