キングコング西野の書籍「新世界」ではいろんな価値観に触れることができました。
その中に共感したのが新しい地図について。
新世界ってのは、その地図も含んでのまさに新しい世界の価値観を創造しておりこの人の感覚は凄いなと改めて感じました。
例えば岩手県で災害や大事故が発生したとします。
しかし私にとってはどこか対岸の火事状態。まるで外国での出来事のような錯覚すら起こってしまうのです。
それは物理的には距離が離れているという事実もあると思うのですが、これからの世界は人を軸とした地図が重要になってくるというのです。
私も地域づくり活動を通じて同じような感覚を持ったことがあるのですが、誰か大切な人がいることが物理的な距離感を縮めることに繋がってくるのです。
例えば本当に大切な人や好きな人が岩手県にいたとしたら災害や大事故の時に何の感情もなくその情報を受け入れられるでしょうか。そんなことはありません。
あぁ、山田さんがいる岩手県が大変なことになっている。
山田さん大丈夫かな?
人がいることで心の距離感が近くなるのです。
私が「地域=人」だと感じるのはこのため。
全国に、全世界に好きな人がいれば、自分の地域ってどんどん広がってきます。
もしかしたら隣町よりも海外の方が気になってしまうってこともあるかも。
地域づくりは大好きな人と出会うことで、自分の世界を広げることになるんですね。
ではまた来週!