中小企業同友会のセミナーに参加してきました。
そこで「くまモン」や「みやざき犬」の着ぐるみを作成している
キグルミビズ㈱の取締役工場長の話を聞かせていただきました。
夫婦で細々とやっていたのが、法人成りして約3年。
現在ではスタッフ40名で年商2億まで急成長しているそうです。
この爆発力、凄いですね。(汗)
話をされた方は社長夫人だったのですが、
ある日、突然「取締役」になり社員40名を抱えてしまって、
毎日ひたすら不安だったようです。
急成長ということは、仕事が膨大に増えているということで
40名のスタッフが毎日毎日残業続きでストレスも不満も
どんどん蓄積されて社内の雰囲気も悪かったそうです。
特に若い女性や子供を抱えた主婦の方々を雇用していたようで
残業に対する抵抗も出ていたようでした。
当時は、朝出勤して会社の扉を開けるのが怖かった…
とおっしゃっていました。
そんな中、彼女はあるアクションを起こして
少しずつ社内改善を行っていくようになります。
そのアクションとは…
会社の義務と責任
彼女がやったのは2つ。
1つはアンケート調査、もう1つは60分間の面談です。
なーんだと思ったかもしれませんが、
これ、経営者からするととってもハードだったようです。
共に働くスタッフからの「通知表」みたいなものですしね。
1日2~3人の話を聞くだけでクタクタだったといいます。
アンケートにしても最後の項目に
「工場長に言いたいことは何ですか?」という質問を
入れておいたそうで、それを見るのが怖かったと。
しかし、現状をより良くしていくためには
現状を把握して課題をクリアしていくしかありません。
日々のコミュニケーションは仕事をしていく信頼関係を
築くためには必要なことなんだなと再認識しました。
コミュニケーションと言えば…
最近までずっと頭を悩ませていた「納期遅れ」の原因元である
印刷会社の営業マンと工場長が謝罪にやってきました。
発注から納品まで2ヶ月掛かったという大クレームの仕事です。
BRINGは印刷マネジメントをやっていたので、
クライアントさんと印刷会社の調整をするのが役目でした。
これまでの経過報告(メール、電話等のやりとり)を
全て文書に落とし込んで待機していました。
◯月◯日に電話した時は、工場はどこまで仕事が
進んでいたのですか、どういう状況だったのですか?
では◯月◯日の連絡で「対応してます」と返事しましたが、
実際は何をどこまで対応していたのですか?
営業マンに聞いても、工場長に聞いてもスッキリしません。
当時のことを企業内で落とし込んでいないから、です。
社内情報も整理せずに何の謝罪に来たのか?と思いましたが、
トラブルをうやむやにするのは嫌なので、
原因は何ですか?…と何度も追求しました。
答えは「忘れてた」というとても残念な結果でした。
仕事でミスをしたのであれば、現場で原因を追求し、
次回からミスが出ないようなオペレーションや仕組みを
構築しなければならないと考えています。
それが企業の責任だと思います。
毎年依頼しているこの仕事は毎回少なからず
ミスが発生してきています。
だからこそ今回は(も)、
ミスのないようにしっかり対応してくださいと依頼したのですが
結局は同じことの繰り返しでした。
ミスをミスだと思っていないから、改善しない。
改善しないということは企業として成長しないってことです。
私もコミュニケーション不足の部分が多々ありましたので
100%相手が悪いとは思いませんが、
そもそも忘れられていたのなら何のいいようもありません。
コミュニケーションって本当に難しいです。
───本日はここまで。
凹むような仕事の処理に追われていると少しだけ
ハートが滅入ってしまうのも事実です。
そんな時に友人からメールをいただきました。
尊敬する友人からの檄に感動しました。
本当に嬉しく思いました。立ち上がる勇気をもらいました。
頭を悩ませてくれるのも人間なら、
明日を生きる元気をくれるのも人間です。
そして、それにより成長していくのが自分自身。
ただ純粋にもっと頑張って仕事をしようと思いました。
皆さんにもご心配をお掛けしました。
ありがとうございます。
さぁ、今週もはりきって参りましょう!!!
そもそも僕の永遠のライバル島中さんには、
この程度のトラブルで潰れてもらっては困ります(笑)
もっと大きいところで、お互い勝負できるよう
がんばりましょう!!!