地域は人で創られる。宮崎の中心で愛を叫ぶキャンプへ行ってきた。

8月8日、9日で美郷町渡川(どがわ)で開催された
大人のキャンプに行ってまいりました。

田舎者が田舎にキャンプに行くっていうのも、
それはそれで楽しかったです。

田舎の風景の中に

主催者は山師の今村猛さんと県庁職員の長尾拓さん

強烈なキャラクターの渡川ゴールデンコンビです。
地元・渡川をこよなく愛し、田舎生活を謳歌している
彼らの生き方を見ていると楽しくなってきます。

午前中は猪肉と鹿肉というジビエ(畜産ではなく、
狩猟された肉)を活用したカレーづくりを体験。

自分たちで河原の石を積み上げて釜戸をつくり、
飯ごう、鍋でのクッキング。
体力のない私はもっぱらカメラマンです。

午後からは川に入って「鮎獲り」です。
鮎釣りではなく、鮎獲り。

猛くんが投網して鮎を囲い込んだら、7~8人で
川に飛び込み、鮎に逃げられないよう素早く
網の中の鮎をつぶしていきます。

鵜飼の鵜みたいな体験でした。最初は戸惑ってしまい
ましたが人間の中に眠る狩猟本能が働くのか、
最後はグイグイいってしまいました。

猛くんの奥さん(串間市出身)も途中参戦して
結果70匹近くの鮎を獲ることができました。

それにしても猛くんのお兄さんや拓ちゃんたち、
渡川出身の彼らの動きが超すごかった!
年季の違いを思い知らされました。

同じ宮崎県でも私が子どもの頃とは全く違う
体験をしているんだなと思いました。

私の出身である串間市は鮎がいないので魚釣りは
したことありますが、漁師か!ってくらいの本格的な
投網なんてしたことがありませんでした。

串間市は鹿もいないし、蛭もいません。
その地域ならではの環境があり、生物がいて、
人間を含む自然の生態系が違うことを学びました。

夕方からは鮎、猪肉、鹿肉、牛肉のバーベキュー!

来年度から民泊をはじめるという地元の方の家に
ご厚意で無料にて泊まらせていただきました。

渡川の魅力をたっぷり味わい、太陽の光もたっぷり
浴びて真っ黒に日焼けし、そして確実に太りました。
それも夏の楽しい思い出です。

 

 

渡川はアクティビティー(地元の遊び)も満喫でき
キャンプ地として可能性を秘めた地域です。

これからどのような企画が飛び出して来るのか、
私も興味を持って見守りたいと思います。

───本日はここまで。

渡川の魅力はアクティビティーもあるのですが、
やっぱり「人」だと思います。

自分たちが生まれ育った地区に誇りと愛情を持ち、
市外の人を連れてくるパワーはすごいです。
実際、日南市から3時間半もかかってますから。

彼らといると本当に笑いが絶えない。

実は渡川に行くのが目的ではなく、彼らに会いに
行くのが目的。ここが企画のポイントです。

自然いっぱいの渡川でキャンプしようよ

誰が情報を発信するのかが重要なんです。
誰とその体験を共有したいのかが重要なんです。

やっぱり地域は「人」で創られていくんですね。

それでは今週もはりきって参りましょう!

アクセスランキング
カテゴリー
タグ
アーカイブ