求職者に自分の能力とか身につけたいスキルとか、将来の夢を語って欲しい。

☆こんにちは!島中星輝です。

人材マッチング業務で若い女の子を連れて某企業に訪問してきました。

企業の人事部と求職者をお見合いさせてみたような感じです。いろいろ学びました。

まず思ったのは企業側は「欲しい人材」に注力しすぎ。

「うちはこういう会社でここの人材が足りないからもし入社したらこの部分の業務をやってもらいたいと考えている」

必要な情報だとは思いますがそれが強いと求職者は「あ、私じゃなくていいんだ。猫の手が欲しいんだな」と解釈します。

また求職者も自分がどんな働き方がしたいのか、将来的にどんなビジョンを持っているのかを整理しておく必要があります。

私たちは何らかの「意味」を持って働いているわけです。つまり仕事は手段であり、決して目的ではないってこと。

幸せになるためとか、家を建てるためとか、何かしらの自己実現やお金を稼ぐとか、家族を養っていくためとか。

例えば、求職者が「将来的にこのスキルを身につけて、こんな夢を実現したい」というビジョンを持っているのであれば企業側はその夢の実現に対してどのような支援ができるか?という視点が不可欠。

うちの会社で働くと(給料以外にも)、こんなメリットがあるよと提示する。

コミュニケーション能力が身につくよとかイベントの企画から運営まで学べるとか、パワポのスキルがアップするよとか。

だからあなたがあなたの人生のおいて夢を実現するならば、うちの会社で働くというのもアリなんじゃない?って感じ。

求人側の企業は求職者に対してそんなアプローチをすると効果的だと思います。

求職者は自分の持つ能力とか身につけたいスキルとか、将来の夢を語って欲しい。

そういう意味でいえば過去のことが掲載されている「履歴書」「業務経歴書」も大切ですが、「未来のビジョン」とか、「なりたい自分像」みたいなものがあるとマッチングもスムーズにいきそうです。

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【自分はどこにいる?】
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変化に気づかない金魚は熱湯の中で死ぬ。
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ほとんどの人は、自分の置かれている環境に疑問を感じない。しかし、変化はこの瞬間にも起こっている。

自分の会社の置かれた環境を半年おきにチェックしよう。

ライバルの価値は変更されていないか?
ライバルの戦略は変わっていないか?
自社商品を脅かす代替商品の出現はないか?
成長カーブにおける位置付けは変更ないか?

→ 神田昌典著「仕事のヒント」より引用
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求人にしても同じですね。
時代は変わっていきます。もう令和ですし。

時代が変わっているということは、環境が、人々の考えが、価値に変化があるということ。

あなたが積み上げてきたもの。

その価値は時代によって変化するし、意図して変化させていくことも可能ってことです。

…ではまた来週!

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