様々な案件があり、取捨選択の日々。
法人をどの方向に持っていくのか、
自主・受託事業をどう展開するのか、
悩むことの多い毎日です。
そんな時に思い出したのが今号の
ネタでございます。
ご紹介するのはみやさん食品㈱の会長
樋渡光明さんの記事です。
10年ほど前からお付き合いさせて頂いてます。
経営者の指針となるブログを書いていたので
小冊子に落とし込んで多くの人に読んでもらおうという企画で
私が編集(文章の流れや構成、文脈の調整等)と装丁デザインをしました。
今でもビンビン響きますので是非ご覧ください。
☆経営者は決断の連続
どんな人も決断して生活してます。
決断というと大げさに聞こえますが
小さな決断から大きな決断まで様々ありますね。
選択と言ってもいいかも知れませんが日々迫られているのです。
主婦は今晩のおかずは何にするとか
買い物の時もあれこれ選びます。
その決断が早い人、遅い人がいます。
昼食を何にするか、5分も10分も迷う人もいます。
レストランで観察していますとそれがよく分かります。
なかなか決断できない人、家族連れは
その殆どが奥さんが決断しています。
決断の出来ない男の人が増えている
ような気がしています。
組織のトップは、決断の連続です。
毎日毎日、いろんな案件が上がってきて決断を迫られます。
そんな事を40年近くやっていると即断、即決の癖が付いてきますね。
だって、決断しないことには前に進まないからです。
決断できないトップの部下はかわいそうですね。
そんなこんなで今まで数え切れない
程の決断をしてきました。
経営者は決断の連続を迫られますが
できるだけ即断するようにしてきました。
そのコツは返事を3つ用意することです。
「イエス」「ノー」「待て」
すぐ答えが出る時にはイエスかノー
もっと、判断材料が欲しいときには
待てと答え、いろいろと調べ、
それから結論を出します。
これなどは部下から上がってきた
案件ですが会社の決定には自分で
考えてしないといけないことが沢山あります。
昇給や賞与の額、価格の決定、
銀行の借り入れ、などなど。
そして一番頭を使うのが新規事業。
新規事業には投資が必要です。
最初から成功する事業なんてありません。
必ずリスクが伴います。
それも投資となると億単位のお金が要ります。
例えば中国への投資等も相当考え
決断しなければなりませんでした。
こんな事は部下の意見は聞いても
最後は責任者が自己責任において
決定しなければなりません。
成功の確信はなく、
実行しないと分からないのが新規事業です。
でも、やりたい。
将来を考えたらリスクがあろうと
チャンスを活かしたい。
怖いけど決めなければなりません。
様々な理屈はありますが最終的に勘と度胸…
それと運を信じるか
それしかないのが実情です。
理論的な結論ではありませんが
この様に決断を続けてきたのです。
最初の頃はなかなか決断ができませんでしたが
決断の積み重ねをやっていると勘が働くようになるし
失敗しても
早く修正すれば良いと思うようになり決断が早くなったようです。
小さな決断から、段々としていき
決断の回数を重ねることですね。
さあ、これからどんな決断が
待っているのでしょうか。
今週の名言
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☆スティーブン・R・コヴィー
(7つの習慣の経営コンサルタント)自分の考え、経験、思いつき、学び
等を記録として日記につけることは
知力の明瞭性、正確さなどを向上させるだろう。
手紙を書く事も自分の考えを明確に伝え、論理を展開し、
相手により深く理解してもらう表現を高めるのに役に立つ事だろう
私は自分を「浅はか」だなーと反省することが多い。
想像力に欠けているのが原因でしょうね。
思考を深める、相手の側に立って考える、
シミュレーションする、これが苦手なようです。
それを克服するためにこうして毎週
文章を書いているのですが成長して
いる気がしないです…
如何に毎週ダラダラと文章を垂れ
流してきたかってことですね。
1つの作品を創りあげるような
それくらいの意気込みでやらないと
成長はないんでしょう。
これまでは自分の「及ぶ範囲」の
知識や技術で書いてきましたが
結局それじゃ意味がないのです。
七転八倒しながら、もがき苦しみ、
執筆することが今の私にとって
必要なことだと思います。
反省しつつ次週を迎えます。
今週も張り切って参りましょう!