先週は宮崎県地域づくりネットワーク協議会の定例会があり、
久しぶりに県内各地の仲間たちと顔を合わせました。
相変わらず楽しく陽気でパワフルな方々ばかりで、
会議だっていうのにテンションあがりまくりでございました。
今回は25年度に開催された各ブロックでの事業報告、振り返り、
そして翌26年度の事業の方向性と協議会の在り方についても
熱く議論を交わしました。
1年間の事業の大まかな流れや開催地区候補の選定など
協議事項も盛りだくさんだったのですが、わずか3時間半で
内容も煮詰まり、良い空気感で次年度の青写真を描けました。
あれだけの協議事項をキチンと決定づけて、時間内に
会議を終わる事ができるというのも凄いですね。
参加者のブレない目的意識と、事務局の緻密な段取り。
そういう「会議のやり方」みたいなものも学べて
非常に充実した時間となりました。
まぁ、会議を終わらせて「早く呑もう」っていう
これまたいつも通りの意識もありましたけどね。^^
主役は誰だ?
会議の中では開催した事業の報告があります。
そして、それに対する参加者の感想もフィードバックします。
一過性のもので事業を終わらせるのではなく、
地域活性化という最終的な目的を成すための
ステージをしっかりと登っているのかをチェックし、
次年度の事業を少しでも発展させていく必要があります。
改善のための反省点を抽出する議論の中で
私が感じたキーワードはこれ。
「主役は誰だ?」
会議が進んでいくにつれ、私は昨年開催した地域イベントでの
ある出来事を思い出しました。
その地域イベントは開催地の問題点や課題について
どういったアプローチでそれを解決していくかを提案する
という内容のものでした。
そういった手法のイベントには勉強するための素材が
必ず必要となって来ます。
この場合でいえば「地域の課題」ですね。
目的が「地域への課題解決の提案」ですから、
そもそも課題や問題がないと何も提案できません。
地域団体の方に協力を要請し、
地域の課題抽出をしていただきました。
イベントが終わり、いつものように交流会が始まり、
いつものように参加者同士が呑み、語り、笑い、
いつものように深夜2時を回りお開きに…
と思ったら、お酒が回り地域団体の方から
ぽつりぽつりと少しずつ本音が出始めました。
突き詰めるとこういう意見です。
「このイベントを本気でやっているのか?」
地域団体の悩みを聞き、
それを本気で解決する意思があなたにあるのか?
グサッ!ときましたね。
単なるイベントの材料として
地域団体を軽く見ていたのではないか。
地域づくりをやっているという大義名分を盾に
形骸化したイベントを続けているだけではないか。
地域団体の方々は本気で活動しています。
そこに絡んでいくためには、こちらの覚悟も必要ですよね。
ぜんぜん覚悟が足りていませんでした。
反省!
いつの間にか手段が目的になっていたようです。
反省しました。恥ずかしい思いをしました。
地域づくりの主役はいつだって地元の方々です。
よそ者が彼らと一緒に汗を流すにはどうしたらいいか、
地域の事情を知らない私が彼らをサポートするためには
どうしたら良いか、改めて考えさせられました。
軸をぶらさず、信念と覚悟を持って行動しなくては!
もっと本気になって地域に飛び込んでいかなくては!
私がスポットライトを浴びるためではなく、
地域の方々にスポットライトを当てなければなりません。
地域を「つくっていく」のは彼らなんですから。
───本日はここまで。
会議の後の交流会は盛り上がります。
その写真がFacebookにアップされたりすることもありますが、
ある意味「地獄絵図」のようです。(笑)
今回も非常に楽しいひとときでした。
翌朝、後悔しましたけどね。^^
しかしながら勉強になります。
勇気と刺激と情熱と笑顔と想いをもらえます。
地域で活躍している方にも壁や悩みがあります。
地域で活躍できていない方にもジレンマや葛藤があります。
良い悪いではなく、大きい小さいではなく、
深い浅いではなく、レベルが高い低いではなく。
人間、生きていればいろんな状況があります。
人生のステージだって段階があります。
いま自分が立っているこの場所から、何を覚悟し、
どこを目指し、どんな行動を起こしていくのか。
地域づくりの猛者たちと呑んでいると
ズキズキと胸が痛くなる事もあります。
「本気でやっているのか?」
他の誰でもない自分の人生です。
どんな状況であれ、笑顔で応えていきたいと思いました。
それでは、皆さん。
今週も張り切って参りましょう!!!