人と接するというのは難しい!関係性が近いほど油断する。

「自分の欠点は怒りっぽいところだ
反省しなくては!

よりもっと自分の心を冷瀬に
コントロールするように
成長しなくては……」

JOJOの奇妙な冒険の裏主人公であるDIO様のお言葉です。

元プロ野球選手の桑田真澄さんはこのように
指導者に対して苦言を呈しています。

ーーーーー
日本中、何百というチームをみてきたけど
子どもたちを怒鳴り散らしている指導者ばかり。
怒鳴らないと理解してもらえないほど
私には指導力がないんですと周りに言って
いるようなものだよね。
そんなこともわからないのかね?
恥ずかしいというか、あまりにも酷すぎるよね。
ーーーーー

またブログではこんな記事も。
(桑田真澄公式ブログ 2009.3.10)

ーーーーー
自分に甘くそして優しく、子どもに厳しい
指導者はいらないですよ。
たばこを吸いながらミーティングするのは
やめてくださいよ。
練習中にタバコすら我慢できない弱い人に
何が指導できるんですか?
昼食にビールなどアルコールを飲んで
練習するのはよくないですよ。
夜までアルコールを我慢できない自分に甘い人が
子どもたちに何を指導するんですか?
不思議ですよね?
子どもたちに指導する前に誰かに指導してもらってください。
ーーーーー

まさにおっしゃる通りです。

私はスポーツをやっていませんでしたから
深く理解はできませんけど社会に出たら
いろんな場面でこう思う時があります。

売る側と買う側、組織枠での上下関係、
年齢差による関係。

さらに突っ込んで言えば家庭でもそうです。
先週、私の父親の話をしましたが
うちは超厳しかったんですよね。

だからいつの間にか私には目の前の人の
顔色を伺う能力が身についたようです。
誰かが怒りだしそうなときにハラハラします。

でも、いつの間にか。
自分の子どもに父親と同じような態度を
とっている時があるんですよ。

ハッとしましたね。
反省したけれど時すでに遅しです。

人と接するというのは難しいですね。
気を使う相手だったら良いのでしょうけれど
関係性が近ければ近いほど油断します。

本当は逆ですよね。
関係が近ければ近いほど気を使わないと。

 

先日、ある経営者と話をさせていただきました。
人間的にも器の大きな方でいつも笑顔、
相手を受け入れる懐の深さを持っています。

彼と私の違いは明白です。

大きな脅威に追い立てられ、逃げて逃げて
最終的に断崖絶壁にたどり着きました。

私は目の前に崖に怯え海へと飛び込めない。
脅威に怯えているのに動けない。

しかし彼は意を決して飛び込めるタイプ。

私は「いま」に怯え動けないけど、
彼は「何も動かない未来」に怯えているのです。

判断(決断)して動かなければいけない
そう理解はできるのですが…心が弱いのか?

視点をどこに当てるのか。
今か未来か。
それはわかっているのだけれど
どうしても目の前にものに恐怖してしまう。

心の勉強もまだまだこれからです。

…ではまた来週!

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