人は誰でも同じ。人には突っ込めるけど自分のことはわからない。

補助金申請や事業計画策定などの支援を
するときにいつも思うのが、これって
イベントでもパンフレットでも同じだなと。

補助金の申請書を自力で書ける人は
そのノウハウを活用することで
パンフレットを作れちゃうよということです。

申請のお手伝いをする際に企画案というか
ざっくり記入された申請書を見せてもらう
のですけど、それを読めばだいたい把握できます。

何がって?

どんな内容をどこまで現場レベルに落とし
込んで考えている(想定している)かがです。

よくあるのが売上拡大のためにECサイトを
作るという事業案です。

これについて考えてみましょうか。

どれはどんなサイトですか?

どんな人に対して、どんな商品を訴求するの?
商品ラインナップは今のままで大丈夫?
注文はどうやって受けていくつもり?
受注件数は1日何件程度?1人で対応?
発送はどのような手順でやるの?

なんてことだったり。

作った後の広報はどうするの?
特に何もしないの?ネット広告するの?
リピーター確保の戦略はどうする?
SNSも絡めて告知するの?
それは誰が担当で更新頻度はどんな感じ?

なんてことだったり。

つまりね。事業計画を立てるにしても、
パンフレット作るにしても第三者からの
視点でのツッコミが必要なんですよ。

実際の相談対応でも私からこのような
ツッコミを受けて
「あー。何も考えてなかった」と
自覚する人が結構多いんですよ。

まぁ、自分のことは客観的に見れないので
仕方ないとは思うんですけどね。

それは私だって同じですよ。
人には突っ込めるけど自分のことはわからない。

ただこんなツッコミが自作自演できれば
自分の事業やイベントについて少しだけ
客観的に見れていくようになります。

ちょっとだけ補助事業の文書作成の流れを
書いてみましょう。

1自社の現状
弊社はこんな会社で売上がこれくらいで
スタッフが何人いて業界的にはこんな状況です。

2課題
それがこんなことがあって(今ならコロナ)、
売上が急激に減ってきており、これまで
これだけあったものがこんな状況です。
具体的には1日100人来ていたお店に
5人しか来なくなってしまいました。

3作戦
このような状況を打破していくために
パンフとかECサイトとかイベントとか
補助事業とかを考えているんです。

4効果
それをやることでこんな状況がこんな感じで
こんなふうになっていくと思われます。
売上がこんな感じで客数はこんな感じで
地域の活性化に繋がると思います。

つきましては…お金くれ!!!

という一連の流れが必要になってきます。
そのためには「物語」を作ると自分でも
わかりやすく相手にも伝えやすいかもです。

持続化補助金等まだまだ使える補助金や
助成金があると思いますので是非ぜひ
チャレンジしてみてくださいな。

…ではまた来週!

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