妻と映画を観に行きました。
話題の映画、岡田准一くん主演の「永遠の0」です。
2年程前、友人がFacebookで「原作を読んで感動した」と
絶賛していたのが凄く印象的だったので
いつか原作を読んでみたいなと思っていたのです。
で、1年程前に関東への出張の際に時間があったので
原作を購入。待ちに待った気持ちで一気に最後まで読み、
涙ボロボロ、鼻水ズルズル。
そして今年。やっと映画です。^^
素晴らしかった。
泣けた。
期待以上の出来で大満足でした。
印象に残ったのは「あの俳優」の演技です。
あの俳優さんが出演しているのは知らなかったのですが
やっぱり存在感があって凄かったです。
存在感と演技力
あの俳優さんとは田中 泯(たなか みん)です。
簡単に説明するとクラシックバレエ出身という
68歳のおじいちゃんです。^^
そう書くとなんか変な感じですが一度彼の映像を見てください。
やたらと気になるんですよ、彼の存在が。
いま宮崎市内で写真展を開いている永瀬正敏主演の
「隠し剣 鬼の爪」で私は初めて彼のことを知りました。
あの目、あの口元、あの声、あの所作、あの佇まい…
あぁ、どう説明して良いのかわからないのですが気になる。
映画を観た後にどうしても気になってwikipediaで
調べたら「舞踊家、ダンサー」って書いてありました。
「和服が似合うおじいちゃんなのに、ダンサーって!」
と思ったものの、「なるほど、ダンサーだからか!」と
妙に納得したのを覚えています。
とにかく田中泯の存在感は凄い。それじゃあ存在感とは何か。
こうして文章を書くときに突っ込んで考えてみる。
着物の着こなし、立ち振る舞い、表情、声…
それらを創り出すのは生き方、在り方なのでしょうか。
彼の生い立ちやプロフィールは詳しく知りませんが、
やはり強烈な体験、もしくは確固たる信念があり、
その道を生きて来たのだろうな、と思わせるものがあります。
そういうのって滲み出るものなんですかね、やっぱり。
それが演技力っていうものなんでしょうか。
気迫とか、オーラとか、私にはよくわからないのですが、
それでもやはり人の気配ってあると思うのです。
初対面でも、一瞬で繋がる人もいる一方で、
何度会っても顔も名前も覚えられない人もいる。
冒頭で話した原作版「永遠の0」を読む思うきっかけとなった
友人も、実は1度しかお会いしたことがないお姉さま。
2年程前に、あるイベントの打ち上げで隣に座って
お酒を酌み交わしながらいろんな話を聞かせていただいた
私よりもちょっぴり年上のお姉さま。
2時間程度の交流でしたが彼女の発想やモノの考え方、
表現の切り口、非常にスマートでユーモアがありました。
その彼女が「面白い」というのだから、絶対に面白い。
それが「どのように面白いのか?」を体験してみよう。
そう思わせる何かがあったのです。
彼女の「存在感」もまた私にとっては凄いのです。
人間は目に見えない何かを発しているのか?
人間はそれを感じ取る能力があるのか?
「あるか?、ないか?」と問われたら
きっと「ある」と答えるのでしょうけれど
そうなるとまた新たな疑問がわいてきてしまいます。
私は「忠犬ハチ公」でも「南極物語」でも感動しました。
あの犬の健気さに泣けて来ます。
あれは…犬たちの演技力が凄かったのですかね?
犬の生い立ちもプロフィールも知らない。
そもそも犬が脚本を理解し演技する訳がない。
人間が勝手に、積極的に「感動」しているのです。
そう考えると人間の感じ取る能力って凄すぎますね。^^
───本日はここまで。
私は4人の子持ちで、現在も一番下の子は保育園に通っています。
当然のことながら、父母の会も何年もやって参りました。
そうなると同じ父母の会の役員夫婦と仲良くなって来ます。
ま、そりゃそうですよね。
夏祭りに運動会、発表会と、何か行事がある度に
会議という名の「飲み会」を何度も開催するのですから。
保育園の「父母の会」で役員をやっていた2組の友人夫婦とも
かれこれ3年間もの間、楽しく交流をしてきました。
すでに彼らの子ども達が卒園して2年が経過している今も
数ヶ月に1度、子ども達も交えて交流会を行なっています。
先日も3家族、14名に若い保育士さん2名の
総勢16名でにぎやかに新年会を行ないました。
今も続くこのような交流って、とても有り難いものです。
お互いの子ども達の成長と共に、
より長く、深く、良いお付き合いを続けていきたいですね。
それでは、皆さん。
今週も張り切って参りましょう!!!