『ぼくは「結果」以外の基準を探そうと思った』プロフェッショナル論

オードリー若林の著書が面白いです。

社会人大学 人見知り学部 卒業見込
というタイトルの本です。

おすすめ。

 

ゲラゲラ笑うという面白さではなく
ある日いきなり売れた芸人と社会との
微妙な関係性という独特のシチュエー
ションにクスッとさせられました。

 

と同時に深く考えさせられました。

 

オードリーの若林といえば、ピンクのベストを着たポンコツ芸人の操縦者

という認識だったんですが、この本で彼の見方が変わってきました。

 

そして、私のメルマガへのスタンスも変わってしまいました。

 

 

プロなら結果にこだわろう!

 

さて若林の本です。

売れないお笑い芸人がある日、M-1グランプリでいきなり注目を浴びる。

彼はそれで初めて「社会に出た」という認識を抱いたようです。

これまでの自称クズだった自分の
常識と社会とのズレについて深く
詳しく書かれてありました。

 

人間関係を構築するのが苦手で
性格もヒネくれている、それでも
社会にしがみついて生きていく
覚悟をもって奮闘する姿は心にグッときました。

 

どちらかといえば私も内向的かつ
ネガティブな性格なので共感する
部分も多くありました。

 

「ここまで考えるのか」という彼独特の思考も、

漫才の在り方や表現手法にも深く影響しています。

 

文章の流れも切り口も取り立てて
上手いとは思いませんでしたが
さすがお笑い芸人と思わせるオチ、
突っ込みどころなど勉強になる
部分も多くありました。

 

社会に出たからには「結果」を
残さなければならない。

 

売れてからも、長い間そうやって
生きて来た若林。

 

しかし…

 

『ぼくは「結果」以外の基準を探そうと思った』

 

ここに至る思考がこの本の醍醐味でした。

心にズシンと来ました。

 

これを記すと本を読む楽しみが
なくなるので敢えて書きませんが
彼の心情や素直さが感じられて
ファンになってしまいました。

 

そして、私も同じ感覚を持って
生きていきたいなと思いました。

 

読み終えても余韻が残っており、
いまだにバッグに入ったままです。

 

人生において、そういう本に出会う
だけで得したなと感じますよね。

次はどんな本に出会うかな?
またこちらで紹介させてもらいます。

 

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今週の名言
───────────────
☆若林正恭(お笑い芸人)
ネガティブを潰すのはポジティブじゃない。
没頭だ!

 

彼は自他共に認めるネガティブ。

 

ネガティブの穴の底に答えがあると
20年間調査したけど、それは
ただの穴だったと本に書かれてありました。

 

性格は変わらない。

ネガティブな人にポジティブになれよ!って言った
ところで無理なんですよ。

 

自分がネガティブだから余計に理解できます。

ネガティブはネガティブで
生きていければそれでいいんです。

 

変わる必要はなく、

その上でどう生きていくかが重要ってことです。

 

ネガティブな人は「考えすぎる」から
目の前の出来事や未来に対して、
不安や焦りでいてもたってもいられなくなるのです。

 

起こってもないことを悩んでいても
仕方ないじゃんと他人は思うかも
しれませんが、そもそも何かを
考えないってできないのが人間です。

 

だからこその没頭。

生産的な思考を生み出すための作業。

やりたいことや夢、目標をノートに
ただひたすら書く。

 

思考を追い抜く程のスピードでただペンを走らせる。

 

例えばそういう没頭が効果的です。
私もやろうと思います。

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