週末は人材育成講座わくわくプラスを開催しました。
最終回となる今回の講師は都城高専の吉井千周さんでした。
これまでに数回彼の講座を聞いたことがあるのですが
毎回衝撃を受けます。
その分、嫉妬もします。
彼が素晴らしければ素晴らしいほど、自分ももっともっと
頑張っていかないと!と勇気付けられます。
人生において、このような「ライバル」が多くいることが
私にとってどんなに大切で、どんなに有意義なことか。
やはり人は一人で生きていくことはできないんだなと
感じた夜でした。
繰り返すことで思考が深くなる!
吉井先生の講座は2、3度受講したのですが、
素晴らしいのはその度ごとに新しい気づきがあるということ。
実は彼は実際にプレゼンの内容を少しずつ毎回変えて
試行錯誤しているのです。
これを相手にわかりやすく伝えるにはどうしたら良いか?
そういう視点で何度も何度も資料を作り変えていくのです。
ここがとても重要なポイントです。
私は一度プレゼンの雛形を作ったら、
今後はこれをずーーーっと使っていこう!と思うタイプですから。
こういうタイプな成長できませんよね。(汗)
彼が講座で発信しているメッセージは同じなのですが、
伝える手法が毎回違う。その術をいくつか持っているというのが
彼のセンスであり、努力であり、技術なんです。
服装や動き、顔の表情や声の抑揚。
自らを媒体として受講者にメッセージを伝える。
毎回、盗めるだけ盗もうと必死に見ていますが、
かなり難しいっす。
しかしながら…
彼のスキルも素晴らしいのですが、
受講する側の私の受講スキルも上がってます、少しずつ。
講座のプレゼン資料を作り変えているということもあるのですが、
やはりこちら側も受講するたびに成長しているということです。
つまり視点が違うのです。
視点が違うというのは、ある意味において
数年前に受講した自分とは違う現在の自分がいるということ。
その都度ごとに現在の自分にとって必要な何かを
感じ取っているのだと思います。
だから本も繰り返し読むことが必要だし、
目の前の人と対話し続けることも必要だし、
プレゼンの内容を変え続けることも必要なんです。
それは日々の生活に対して、きちんと
「心を向ける」ということでもあります。
仕事でもプライベートでも、対人関係でも同じこと。
繰り返し、心を向けた分だけ、ほんの少しずつでありますが、
私たちは理想の「自分」に成長していくのです。
───本日はここまで。
週末は第二の故郷である長崎県壱岐市に帰省しました。
久しぶりの壱岐は…残念ながら寂しい光景が広がっていました。
約27000人が住む小さな島なので産業のメインは
漁業になります。
しかし、漁師は魚がとれず廃業する人が多いらしい。
豪快な海の男がお金を地元に落とせないことで
地元経済は活発になりません。
どこも同じ問題を抱えているのだなと
改めて考えさせられました。
今週も頑張ってまいりましょう。