テレビで「北の国から」が放送されていました。
懐かしく視聴しました。
田中邦衛さんは本当に味のある役者さんでした。
ご冥福をお祈りします。
「北の国から」には様々なキャラクターが登場しますが、
私が好きなのは、黒板純です。
今回の放送を観ながらWikipediaで検索して情報を仕入れます。
気になったら調べずにはいられない、私の悪い癖。笑
出演者や脚本家、あらすじ等、
調べるだけ調べてその情報を頭に入れつつ視聴する。
「100%作品に没頭できなくなるんじゃない?」
妻にはそうツッコミを受けますが気になるんだから仕方ない。
映画を観ながら次の展開を教えてしまう嫌な、
それを言っちゃ面白くないじゃん!的な野郎です。
話が逸れました。
黒板純についてWikipediaではこう書かれてありました。
・典型的な都会っ子で理屈っぽい。
・気弱で傷付きやすいクセにおしゃべり。
・言わなくてもいい一言を言ったり、自らの責任を回避しようとして
嘘を重ねて事態を悪化させることもしばしばある。
全くいいところ無しじゃん!笑
でも不思議ですよね。
この黒板純がいたからこそ番組も成功したのではないかと思うのです。
純は意外にモテますよね。
マドンナ的な女優さんが出てきてはいい仲になります。
理屈っぽくて、気弱で、傷つきやすく…
男として、どういう魅力があるというのか。
私が登場人物の中で純が好きというのは、
共感するところが多いからかもしれません。
実際、私と似ているところが多い。
理屈っぽくて、気弱で、すぐに責任逃れするし、
人にせいにして自分を良い人に見せようとするし、
傷つきやすいくせにおしゃべりで余計な一言を言ってしまう…
あちゃ〜という感じです。
(でも結婚できた!奥様ありがとう)
人の魅力って実に不思議なものです。
聖人君子である必要はまったくないのです。
もっと本質的なもの、
性格とかよりももっと大きな、もっと深い何かが
人間には備わっているのかもしれませんね。
ま、いいわけですけど。
そんなことを考えながらこの番組を楽しんだ週末でした。