日南市南郷町に「もえる商忘団」という地域づくり団体があります。
(私も10年ほど前まで事務局長という立場で活動していました)
主に地域の商店主がたまには「商いを忘れて」地域貢献をする、
というのが活動の趣旨です。
音楽や伊勢えび、クルージング、ウォーキングをテーマとした
さまざまなイベントを行っており、地域活性化のために奮闘しています。
この団体がすごいのはイベント運営費を行政に頼ることなく
自分たちで「協賛金集め」をしながら活動しているところです。
市内約120社のもとへ行き、イベントの趣旨を説明して
「運営に掛かる経費を協賛してくれないか」と歩き回るのです。
企業さんの反応もさまざまで(汗)…
そりゃあ儲かっている企業、そうでない企業がありますし、
地域活性化への思いも人それぞれですからね。
私も協賛金集めに奔走したことがあるのですが、
けっこう精神的にも大変でした。
そんな活動をもう20年以上も行っているエネルギーの高い団体です。
今年はさすがにコロナで会社訪問するのも
厳しい状況ということで新しい資金調達の方法として
なんとクラウドファンディングに挑戦するというのです。
どひゃーーーー!!! です。
この行動力、事業推進力はめっちゃ凄い。
団長は私が尊敬する竹本政憲さん(72歳)です。
誰もお願いしていないのに、
72歳でこんなことにチャレンジできる覚悟。
自分がやらねば誰がやる!という思いの強さなんでしょうか。
ホント、尊敬します。
地域に生きる方が、地域のために何をやろうとしているのか。
ぜひ、こちらをお読みいただいてご協力くださいると嬉しいです。
本来であれば週末は宮崎県地域づくりネットワーク協議会のイベントが開催される予定でした。
県内の地域づくり団体が集まってワイワイガヤガヤと交流するというもの。
今年の開催地は延岡市だったのですが日向市でコロナが発生した影響もあり、延岡市では市の施設を市外の人が利用することができなくなったようです。
めっちゃ悔しいですね。
残念です。
昨年から何度コロナにイベントを中止させられたことでしょう。
もうホント「仕方ない」では済まされないレベルです。
地域づくり団体にとっては、イベント=地域で活動できないことって、存在意義にも関わることです。
人と人が繋がって地域をつくっていくのが地域づくり。
それが一瞬たりともできないというジレンマは相当なものです。
これからの時代の地域づくりを改めて考えていかなければなりません。
地域づくりだけではなく、ビジネスでも同じですよね。
生き残りを懸けて。
アフターコロナを期待するよりも、withコロナの視点を持ちながら。
昔の偉い人が言ってたっけ。
強いものが生き残るのではなく、変われるものが生き残る。
何を目的として、どういう未来を描いていくのか。
私自身の人生もビジネスも地域づくりも考えていかねば。
先日、友人から「たけのこ狩りにいきませんか?」とお誘いを受けました。
残念ながら、その日は業務が入っており市外出張でしたので
お断りさせてもらったのですが夜の懇親会に参加させてもらいました。
いいとこ取りって感じですが。笑
ただ当日は雨が降っていたため、たけのこ狩りは中止となり、
何故か「アロマ石鹸づくり」をしたとのことで
懇親会の場所には、ほのかにアロマの匂いが漂っていました。
たけのこはテーブルに無かったものの、
仲間とのお酒を飲み交わす時間はとても楽しく充実したものでした。
数日後、天気も回復し数名でたけのこ狩りをやったそうで
お裾分けをいただきました。
めっちゃ有難いことです。
こうして仕事や性別や年齢や思考が違う方々と
プライベートで交流する機会というのはなかなかありません。
これらの仲間は地域の若者向けの勉強会で知り合った方々です。
共に学び、共に語り、共に飲む。
共がいっぱい繋がっていくことで「友」になるのかもしれませんね。
地域の仲間がいることが私の財産であると思っています。
同僚以外に、同級生以外に、どれだけの人と交流を持てるか。
そこに人生の充実度があるような気がします。