先週は一泊二日で延岡市へ行き
アウトドア観光のモニターツアーに参加してきました。
延岡市のアウトドア観光を盛り上げるべく大活躍しているのが
高橋勝栄(たかはしかつえい)さんです。
観光資源と魔法のランプ
勝栄さんは地域づくりの大先輩であり、
頼れる兄貴であり、
延岡市観光協会の副会長であり、
延岡の海を語らせたら話が止まらない日本を代表するダイバーでもあります。
本人は延岡のキムタクと言ってますが
スルーしてください
今回のツアーは福岡の旅行会社や新聞社などのマスコミ向けに
延岡アウトドア観光のPRをするために企画されたものです。
海の幸たっぷりの豪華なランチからはじまり、
シーカヤック、
観光名所めぐり、
トロッコ道ウォーキング、
夜の大宴会など、
一通り体験して感じたのは充実した超一級の観光資源。
「海」
「山」
「川」
「食」
「景観」
「施設」
どのプログラムも楽しく、
ワクワクさせてくれました。
ノベ☆スタ NPO法人ひむか感動体験ワールド _ 延岡アウトドア体験
延岡市は、まるで市そのものが観光資源の宝庫で、
仕事やプライベートを含め、延岡市には何度も行っていますが、
その度に違う魅力を私に与え続けてくれています。
そして行く度に痛感させられるのが、
魅力あふれる観光資源は数多くあるのですが
それ以上に地域にとって一番重要なのは「人」だということ。
今回でいえば「高橋勝栄」さんです。
勝栄さんは延岡人でさえ「何も無い」と言っていた
観光資源を10年以上もコツコツと掘り起こし、
ひたすら磨いて来ました。
地域資源はゴシゴシ磨くと「宝」になります。
他のどこにも負けない、ここにしかない「宝」に。
それを知人や友人、行政機関、全国のお客さまに
クチコミで、ホームページで、チラシで、イベントで情報発信を続けて来ました。
「年間3000人のダイバーを10年以上も誘客している」
雑談の中で勝栄さんは笑顔で軽く言いますが、
この言葉の重みをズシッと感じずにはいられないのです。
観光資源は簡単に誘客できる「魔法のランプ」ではありません。
アラジンの魔法のランプはゴシゴシとこすれば
ランプの精であるジーニーが現れて願いを叶えてくれますが、
観光資源はそう簡単にはいきません。
リスクマネジメント
関係者への根回し
インストラクター養成
協力関係の構築に収支計画
宝(ランプ)を掘り起こした後にゴシゴシと磨くのも大変です。
ゴシゴシ、ゴシゴシと何回も何年間も磨き続けると
同時に周囲の方々への「情報発信」が必要となって来ます。
どんなに素晴らしいものでも
相手にきちんと届いていなければ「無い」のと同じです。
宝磨きと情報発信。
両輪が上手く回らないと誘客に結びつきません。
勝栄さんのもとに年間3000人が訪れるということは
年間3000人以上に「情報発信」をしているということです。
あなたは、
あなたの「宝」を何人に伝えていますか?