売れる営業マンになる方法!自分のテリトリーを自覚していますか。

今日は日南市の若手育成講座である
振徳塾の開校式があります。

 

集客もどうなることかと心配して
いましたが有難いことに満員御礼。

 

しかも20代や大学生の参加者も多くいて

新しい価値観が生まれそう。

 

私たちOBもフンドシをがっつりと締めて

取り組んで参ります。

 

着眼点がプロの思考を物語る

 

いま、車内ラジオで年配女性の
人生相談を聞いていました。

 

相談者には息子がおり、

その息子に結婚したい人ができたらしく

 

相手の女性と会って欲しい

 

と言われたらしい。

 

旦那さんと共に喫茶店まで行き、
初の顔合わせという名目の「品定め」
を行なって来たとのことでした。

 

島中星輝
島中星輝

いいですね、こういうの。笑

 

ところがこの息子の恋人。

どこが、どうってことではないが、
「何か、気に喰わない」らしい。

 

特に何の理由もないのに嫌いになる
というのはイケナイことだわ!

 

あらぁ、私ってこんなにもイヤな
人間だったのかしら?

 

マジメな性格のお母さんはこうして
悩んで悩んでラジオにまで相談を持ちかけてきたようです。

 

それに対してその相談員は何と応えたのか?

気になるところです。

 

相談員は一喝しました。

 

「そりゃあ、アナタが悪い!」

 

軽くショックを受けましたね。

車内で「ええ?」となりました。

 

奥さん、あなたねぇ。
どうして「家」ではなく「喫茶店」で会っちゃったの?

 

驚くべきことに相談員はお母さんの性格や心の持ち方が

どうこうではなく、会った場所に対して意見したのです。

 

なんで????
喫茶店はダメだったの???

 

ラジオ相談員も凄いこと言いますね。

 

家っていうのは、お母さんの城でテリトリーでもあります。

例えば、そのテリトリーに息子の恋人がやってくるとしましょう。

 

恋人は「お母さんの城」に入ることでいつもより緊張します。
お母さんに気に入られなくちゃいけないわ…という具合に。

 

お母さんが恋人と会うのが喫茶店ではなく

「自分の城」なら緊張することなく

恋人の緊張の「度合い」までも余裕を持って観察できたハズ。

 

それが喫茶店で初顔合わせすることにより、

お母さんと恋人の「立場」が同じになってしまった。

 

そう、どちらのテリトリーでもない場所

会ってしまった。

 

だから相談員は

「のこのこ喫茶店に行ったアナタが悪い」と。

 

恋人は確かに将来の伴侶の両親と
いうことで緊張している。

しかし「いつもと違う環境」なので
お母さんも同様に緊張している。

 

自分の緊張感の分だけ、

家に来てもらった時と比べると

お母さんの方が精神的にマイナス。

 

だから、
お母さんのプライドがピリピリと
刺激されたんだと言うのです。

 

恋人がヘマをしないことで、
自分に普通に接されることで、
緊張していない、

かわいくない、
と神経を刺激されて、

結果、

「理由がないのに、気に喰わない」
となる…らしいっす。

 

凄いですね、この洞察力。

プロはここまで心理的なモノの
見方、アプローチをするんですね。

 

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今週の名言
───────────────
☆言われたことを言われた通りにやればいい時代は
もうとっくに終わっている
(経営コンサルタント:小笠芳央)

 

地域づくりの大先輩である五ヶ瀬の
杉田英治さんと共に行政マンの
勉強会に登壇したことがあります。

 

彼は運営するNPO法人五ヶ瀬自然
学校の事業についてこんなことをいいました。

 

例えば集客で30人を目指して企画したものに

10人しか来なかったという場合は、

それを2度、3度としつこくやり続ける。

 

とにかく必要以上にやり続ける。

 

すると、必ず成果がでる。

何度もやるから絶対に成果がでる。

当然の話だけど当初設定した30人という集客数も

確実に越す集客結果をもたらすことができる。

 

これはね、衝撃的でしたよ。

もちろんコスト意識も必要なのですが、

圧倒的な行動力・実践力はクライアントも満足するでしょう。

 

自分に何ができるのか?

必死に考えている英治さんだから
この「応え」にたどり着くことができたのだと思います。

 

…ということで継続して成果をだせるような

楽しい一週間をお過ごしください。

 

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