相手を信じると自分の器が大きくなる。交流会こそ成長するチャンス!

基本的に私は人の話を聞くのが好きです。
何故かしら相談を受けることもよくあります。

 

島中星輝
島中星輝

初対面の方がいきなり事務所にやってきて、
6時間も身の上話をしていったこともあります。

 

島中星輝
島中星輝

打合せだったのに、いつの間にか5時間もファミレスで
話を聞いていた(聞かされていた)こともあります。

 

話を聞くのは苦ではありません。
話すより、聞く方がどちらかといえば好きです。

かといって、問題解決能力に長けているわけでもなく、
占いで未来が見通せるわけでもないんですが。

私に出来るのは、ただ聞くだけ。
相手の発する言葉を受け止め、時には受け流すだけ。

そりゃあ意見もいいますけど、その意見を受け入れるか
拒否するかは、相手次第ですからね。強要もしません。

変な話ですが、「悩み事を解決したい」ってことなら、
おそらく私に相談してこない方が良いと思います。(笑)

聞くだけしか出来ませんから。

私は思いやりがなく、冷たい人間なのでしょうか。

相談をある意味で「他人事」として捉えているので
いろんな悩みを受けて「背負い込む」こともありません。

相手の重い想いなんて、リアルに理解できないし、
相手の立場になって考えるなんて、できないのです。

 

島中星輝
島中星輝

考えようと努力することは大切です

 

ただ相手が「今こんなことを思っている」ということを
事実として受け止めるだけです。

週末はそんなことを再認識する機会がありました。

相手を信じると、自分の器が大きくなる

 

23日(土)、夜7時からは日南振徳塾でした。
県南の若手リーダーを育成するための全7回の勉強会です。

今年度の第3回目は都城まちづくり会社の佐土原太志さんを
講師に迎えて都城盆地博覧会「ボンパク」の事例紹介や
自らの立ち位置を確認しチャレンジすることを学びました。

7時から9時までがっつりとインプットし、
9時から翌午前2時まで懇親会にてアウトプット。

今回も思う存分楽しませていただきました。

私がこの振徳塾で重要視しているのは「懇親会」です。

今日の講座についてどう思ったか、

明日からどうするとか、

そのような議論を交わして自己成長を促す部分もあるのですが、
それ以上に重要なのが、自己開示と情報共有です。

振徳塾の仲間は性別も年齢も職業も地域もまるっきり違う、
さまざまな環境の方々がたくさん参加しています。

その方々と語り合う事で自分とは違う「考え方」があることに
気がつくことでしょう。

良いとか、悪いとかではなく。

懇親会のような仕事以外の場所ではビジネスの話ができません。

…ということは、

目の前の人と「仕事以外の話」をする必要が
あるということでもあります。つまりプライベートの話です。

目の前の人とプライベートの話をすると「友達」になれます。

私はそれがとっても重要だと思います。
友達とは自分の信頼のおける仲間という意味でもあります。

信頼のおける仲間からの意見は「良い」とか「悪い」とか、
そういう判断の前に、こう捉えると思います。

「なるほどね」
「へー、そういうものなんだ」
「ふーん、そんな考え方もあるんだね」

 

その瞬間、あなたの「考え方の幅」が広がるのです。

受け入れる・認めることで思考が広がっていくのです。
違う表現をするならば「器がでかくなる」ということです。

ビジネスでも、地域づくりでも、イベントでも
物事をすすめるには、決断をするには、
判断材料を全て並べて「選択」する必要があります。

あんな考え方、こんな考え方、自分なりの考え方、
すべてを踏まえた上で選択するしかないのです。

最良の選択をするためには、判断材料が多い方がいい。

 

目の前の相手を仲間として受け入れ、
その仲間の意見をありのままに受け止める。

良い、悪いの判断はその後ですが、
その判断ですら、自分の枠の中でしかない。

だからあなたが提案する相手への「解答」も正しいかどうか
誰もが、…相談相手ですら、その時点ではわからないのです。

 

───本日はここまで。

 

振徳塾の開催からさかのぼること6時間前。

宮崎市にて地域づくりネットワーク協議会主催の
太陽の国・地域づくりリーダー養成塾に参加してきました。

県内のリーダーたちが地域活動を行なっていくうえでの
知識やノウハウ、考え方などを学んでいくという県の事業です。

早いもので今年で4年目となります。

私は第1期の参加者で、現在は事務局という立場で
地域づくり団体の奮闘をサポートしています。

ちなみに振徳塾第3回の講師・佐土原さん(通称サドゥー)は
地域づくりリーダー養成塾の第1期の同期生でもあります。

第4回目の舞台は美郷町です。

9月に塾生と共に、現地の様々な資源を視察したので、
それをもとにチーム毎に企画を練って地域に提言します。

Aチームは廃校となった中学校を再利用するための企画を。
Bチームは炭焼きを素材としたブランディングを。

それぞれメンバーとあぁでもない、こうでもないと
熱い議論を交わし合うのですが、それぞれ環境も立場も年齢も
性別も違うので、目的へのアプローチも変わります。

いろんな人がいて、いろんな考えがあるってことです。

それを何とか1つの企画としてまとめて、
来年2月に「美郷町への提言」をプレゼン発表します。

個人ではなく、チームで物事を進めていくというのは、
非常に大変な部分もあるのですが、その過程で
たくさんの自己肯定と少しばかりの自己否定があり、
切磋琢磨があり、試行錯誤があり…

大変だからこそ、深い学びを得るのだと思います。

このような地域づくりの講座や現場っていうのは、
大人のための、人生のための学校でもあるんですね。

それでは今週も笑顔で参りましょう。^^

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