先々週にお知らせしたプレゼンですが残念ながらダメでした。
ある事業についての企画だったのですが詰めが甘かった。
技術やスライドに問題があったわけではありません。
ポイントは私の本気度だったと今ならわかります。
「その事業に本気で取り組もうと思っているか?」
私に足りないものは、本気でやり抜く覚悟なんだと
ここ最近の出来事から教わっているような気がします。
命を懸けるということ
土曜日は地域づくりの元担当の県庁職員の結婚披露宴でした。
現在こども課に所属する彼の名は宮原一道くん。
地域づくりネットワーク協議会の基礎は彼が作ってくれたと
先輩たちから何度も教えられました。
当時は全国に「地域づくりネットワーク協議会」があったそうです。
それが今ではほとんどが存続していません。つまり、壊滅状態。
宮崎県は全国有数の実績を持っているそうです。
彼が担当になった時に全国の地域づくりの事例を調査したり、
組織のあり方や運営(資金集め)のノウハウを考えたり…。
彼の情熱が次の担当に変わり、また次の担当へと。
そういう礎の上に私たちの活動は成り立っているのです。
披露宴には地域づくりの仲間たちと共に参加させてもらったのですが
彼の最後のスピーチにはしびれました。
今から14年前に県庁に入庁した彼は
「宮崎県の振興に命を懸ける」と誓ったのです。
22歳の時の入社式で私は会社に何を誓ったか?
ポツリポツリと話す彼の言葉に目頭が熱くなりました。
私は私の人生において何の覚悟もできていない。
命を懸けて取り組むべき何かもまだ知らない。
あぁ!凄い男がここにいる!
聞きながら恥ずかしくていたたまりませんでした。
披露宴ですから当然なんですが
目の前には地域づくりの仲間たちが座っています。
彼が入庁時に誓った覚悟と同じように、
地域を活性化すべく毎日奮闘している仲間たち。
ここにもそういう凄い人たちがいたんだ!
気軽に仲間と呼ぶのもおこがましい。
私は彼らと同じテーブルに着いて座っていることすら
恥ずかしく、心苦しく思えてきました。
宮原一道くんはその後、観光コンベンション協会に異動となり
宮崎県のパワースポットを巡る宮崎恋旅を企画したり、
東京ガールズコレクションを2年連続誘致したりと
恐ろしいほどの活躍ぶりをみせるスーパー公務員となりました。
入庁時に誓ったその通りに生きています。
それに比べて… 私は何者なんだ?
なぜこの場所に彼らの仲間として座っていることができるんだ?
大好きな仲間たちと共に人生を生きていくのであれば、
私自身がもっと成長していかなければなりません。
命を懸けるというのは、人生を通して取り組んでいくこと。
自らの人生を賭して行動していく覚悟を持つこと。
自堕落に時間を浪費している自分に活を入れられた気がしました。
非常に有意義な結婚式でした。
一道、おめでとう!!!
そしてありがとう。
───本日はここまで。
披露宴まで待ち時間があったので本を購入しました。
本屋さんに行くと面白そうな企画本がたくさん目に付きます。
amazonだったら目的の本以外が目に触れることがありませんので
ここはリアル書店の良いところですね。
・イラストでときめく片づけの魔法(近藤麻理恵)
→チャレンジしなければ!…そう思いつつ何年も経過。
こんまりさんの著書を読むたびに凹みます。
・光と影の法則(心屋仁之助)
→胸が苦しくなったり、心が軽くなったり。
本の教えを実行するには「勇気」が必要だと教えられました。
・ストーリー思考(神田昌典)
→このメルマガ後に読もうと思って楽しみにとってます。
私の販促思考の根っこにあるのは神田さんのピンク本です。
本では他人が経験したこと(成功・失敗)から学んだこと、
時には信念や思考、知識、ノウハウが短期間で追体験ができます。
自分がその本を書こうと思ったら一体何年掛かるだろうか。
自ら体験できないことを一冊にまとめてくれていると考えると
ものすごくお得だと思います。
著者には敬意を持つべきであり、書かれた事柄については
必死に学ばせていただく必要もあります。
今回の本も非常に学びがたくさんありました。
取捨選択をきちんと行い、良い部分を取り入れていきたいと思います。
それでは今週も張り切って参りましょう!!!